Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後はレクチャー

今日の課題は、以下の3点:
1) 年間トレーニング計画
2) リギング数値とリギング記録シート
3) その他: サイド負け対策について
1), 2)については、通常の内容。
コックスの選考方法について質問が出た。
基本的には、艇を真っ直ぐ進める操舵技術の良い事が前提であると説明した。
リギングについては、Oarsport(UK)で推奨されている体格に応じたリギング数値をベースにしていることを説明。
その他については、サイド負け対策のリガー配置の変更案を2例説明。一つは単純に逆サイドリガー配置とすること。もう一つは、サイド負け(S-side負け)の大きな原因であるバウペアの出力アンバランス対策として、バウペアのみリガー配置を入れ替えたイタリアンリガー配置を紹介。
選手に何れを選択したいか確認したところ、整調は変えたくないとの事で、イタリアンリガーを選択することとなった。
祥雲クルーは、来週からイタリアンリガーでトレーニングする予定。
下の写真はリギングレクチャーの一環で、オールの振り角マーキング用に用いた三角定規(おやじのお手製)キャッチ角50度、フィニッシュ書く30度。これは最小限の振り角。エイトではキャッチ角55度まで伸ばしたい。

以上