Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今日は2クルー共に代漕者が乗艇:

先週、ジュニア選手は駒場祭で、エルゴ+焼きそばのボート部イベントを実施した。早朝トレーニングで疲労し免疫力が低下した状態で、長時間、人混みの中に置かれたためか、何人かが風邪をひいてしまった模様。昨日は1人が合宿入り出来ず、その代漕をフォアに1人乗せた。今朝はもう一方のフォアで一人が体調不良で漕げず、これも代漕者を乗せた。補漕者は現在2名であり、何とかその範囲でフォアトレーニングを継続できた。
また、今回、11月より転サイドした者が数名いるので、これも代漕者を乗せる際に臨機応変に対応でる要素となる。スイープでも両サイド漕げる者(特に強い者が両サイド漕げることが好ましい)を何人か作っておくとクルー編成に自由度が持てる。今回はこれが功を奏した。
さて、両クルー共に代漕者を1名乗せた変則クルーでの乗艇練習となった。特に祥雲クルーは即席で転サイド(基に戻した)した者も含む。 バランスがバタバタで練習にならないかと心配したが、1名程度なら急な代漕者が乗っても何とかなる事が確認できた。特に彩雲クルー(下の写真:Bowが代漕者)の方は、これまでよりバランスが改善し、艇速も伸びたとの事。そういえば、代漕者は10月に1Xを漕いでいた。

さて、もう一方の祥雲クルーだが、往路のノーフェザー漕ぎは、まあまあのバランスだったとの事だが、復路のフェザー付きでは、S-sideに大きくバランスを崩す場面が度々みられた。また、水中の加速感も今一で、艇速が延びなかった。(下の写真:#3が代漕者。#Sは今回#3よりシートチェンジ(転サイド)した)

祥雲クルーはこれまで、彩雲に対して大きく勝ち越しており、本来ならもっと速いクルー。今回は#3に代漕者を乗せたところ、バランスが悪化し艇速も落ちた。#3の代漕者のオールの効き(泡の強さで分かる)を観察したところ、同じサイドのBowより明らかに弱かった。エルゴはまあまあ回す方なので、乗艇での出力発揮テクニックで劣っているという事だ。何とか乗艇でのパフォーマンス向上を図るべくコーチングする必要あり。
さて、大曲から岸蹴り場までは、SR18の低レートでHoAシミュレーションの並漕を実施。普段だと祥雲が水を空けて圧勝するのだが、今日は全く形勢逆転。彩雲がバランスよく漕ぎ艇速を伸ばし、大きく水を空けて圧勝した。(下の写真)

部内の並漕練習は一方が常勝する形ではなく、今回の様に勝ったり負けたりの五分五分の接戦状況が好ましい。
さて、HoA本番では風邪をひいた漕手が復帰し、当初のクルー構成となる。果たして何れが勝つのか、コーチとしても興味津々だ。
HoAの発艇リストは下記サイトに掲載されている。凡そ発艇の20分後には岸蹴り場前にゴールする。
http://sv82.wadax.ne.jp/~partezrowing-com/ARA/2012hoa/2012-7thHoA-StartList.pdf
以上