予定では水曜に夜間乗艇だったが、火曜日の夜に台風が来て、東海道線が藤沢でストップ。やむなく藤沢で一泊し、再び出勤となった。このため昨夕は乗艇準備が整わず、一日遅れの本日、夜間乗艇となった。
戸田に着くと南南東の風が強めに吹いていた。気温が高い夏場は、横風は涼しくて歓迎だ。
今日はゲートが開いており、2000mコースとなっていた。6月下旬で大きなレースが無い時期なので例年なら夜のコースは空いている筈なのだが、今日は大学エイトクルーが4艇ほど、出艇していた。中でもKO大クルーはおやじの周回周期と同じタイミングとなってしまい、途中で抜かれる際にコースを変更したり、折り返し時にコースを譲ったりしてマイペースで周回出来なかった。まあ、こういう日もある。面倒がらずに安全第一で行こう。
さて、今日も1周目はW.Up。4kmなのでいつもより1km多くW.Up出来た。
ノーフェザー漕ぎは、フィニッシュでのリリース前を、Zacの様に少しブレードを浅めにしながら押し切り、タップダウンの段差を少し小さめにした方が、リリースの難易度が下がり、結果としてバランスが安定しやすい。この押し切り時にブレードを少し浅めにするという所は、漕技の基本理論からすると、ややごまかしである。しかし無理に最後までブレード一枚キープして、リリースの際にブレード下端を引っかけてブレーキを掛けるよりは余程マシである。暫くは、リリース時にブレードを引っかけない事を優先してみる事にする。
キャッチ前の親指操作による早めのスクェアリングの方は、体感出来るほど改善してきた。特にスタート力漕時は、早めにスクウェアにすることで、エントリーの精度が上がり、キャッチの戻りが減って容易に艇速が上がる様になってきた。
また、LSD漕でも、早めにスクウェアにする事で、キャッチ周りのハンドル操作がシンプルとなり、結果としてエントリーの戻りが減り、より遠くの水が捕らえられる様になってきた。要するにブレードを入れてから押すイメージが出しやすくなってきた。
以上のような漕ぎをフォーカスし、スピードコーチのモニターは殆ど見ずに、1本1本スムーズに漕ぐ事に集中して漕いだ。
まあまあの漕ぎが出来たと思う。