今日はLBRCｴｲﾄの乗艇練習。いつもの通り荒川でM字往復だが、今日はいつもと異なる。即ち、今日からLBRCのFlag ShipがPOTOMACに代わりFilippi製のVirtu号になった。1月11日、17日の2日間でVirtu号の整備を行い、今日がLBRC Flag Shipとしての初乗艇。出艇前に最後の整備作業としてRowing Shoesの踵紐（沈時の脱出用安全対策）を取り付け、整備完了。
さて、出艇。今日は6番シートに乗ったが、この艇はミドルフォアの中央部の船幅が非常に広く、安心感あり。こんなに幅が広いのだからさぞかし安定性が良いのだろうと期待するも、両舷で漕ぎ始めると期待は裏切られた。やはり学生が言っていた様に、バランスを取るのが難しい艇である事が分かった。どうやら原因は、水面からシート座面までの高さが高く、重心が高いためにコロンコロンする様だ。今日はいつもより小柄なメンバーが多かった事も艇が浮き上がる原因になっていたのだろう。いつものクルー構成なら体重がもう少し重いので、シート高さが下がり、もう少し安定するものと期待している。
さて、いつものようにフィニッシュワークの練習を始めたが、安定性の問題もあるが、ガンネルが高いため、少し艇が傾いただけでアウトサイドハンドのハンドルがガンネルに当り、ブレードスクウェアではブレードが水面に引っ掛かりフォワードで前に出られない現象発生。少々困ったが、キッチリバランスが取れればこれも解消されるものと期待したい。
その後、両舷でライトパドルを漕いだが、それほど深刻なバランスの悪さは無かった。艇が走り出せばそれなりに安定する模様。艇の剛性自体は確りしているので、押した分だけ艇が加速する感あり。今後確り練習してバランスを安定させればPOTOMACより良い走りがでるものと期待している。
