Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前;エイト乗艇

いつもの様に荒川に出艇。気温は高いが未だ水温は低く、10℃程度。1Xで荒川に出艇するのはもう少し待った方が良いような気がする。
今日のクルーは2番を除き、東商戦のOB2000mクルー。2番は90kgオーバーのO塩氏。ざっと計算すると今日のクルーの平均体重は80kgを超えていた。これだけ重いと、乾舷の大きなVirtu号もぐっと沈んで水面からのシート高が低くなった。お陰で重心が下がり、また水線面の幅が広がり、艇の横安定性が改善。どうやらVirtu号の適正体重は80kg辺りの様だ。(FilippiのF9モールド、軽量級漕手用として発注した艇なのだが。。。)
安定性が良くなったので、今日は前に良く伸びて大きなレンジで漕ぐようにフォーカスして漕いだ。特にSR30〜32のパドル短漕では、大きく漕ぎレンジを伸ばすことで艇速が改善することが確認でき、良い練習になった。軽い順風の中では、SR31で1'40"/500mの艇速を出すことが出来た。
パドルの仕上げに大曲から下に向けて静止スタートからの2000m漕を実施。低めのSR29でトライしたが、静止スタート後のコンスタントで水中が落ち、艇速が一気に落ちてしまった。少々逆風が吹いていたこともあるが、中盤のレートも29を切ってしまい、艇速ダウン。バランスが安定せずフラツクので、B-sideの水中をチラリと見たところ、泡が小さく、水中が強く押せていないことが一目瞭然。これでは艇速が出ない筈だ。水中を確り強く押すと苦しいので、力をセーブしている模様。(心が弱い)S-sideの方は相対的に水中を確り押せているので、サイドで水中強度にギャップが発生。この結果、ストローク中にB-sideへ傾き、2000m漕はバランス不安定で良い漕ぎが出来なかった。次回乗艇ではB-sideにもっと頑張って貰いたい。
でも今日の午前乗艇は、風も穏やかで水面コンディションも良く、気持ちの良い乗艇が出来た。(揚艇後、午後から風が強まった)