Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2時間のプログラムで、素人でも漕げること確認:

エルゴの次はオールやボートに関する説明。予め職場で資料やビデオを使って座学をしておいたし、元々造船関係者なので理解は早かった。
先ず5名でレク艇を艇庫から出し水に浮かべた。艇重量は80kg程度でそれほど重くないので水に浮かべる作業に特段の難しさはない。

次に岸蹴り。これについては、船台の上にサポートする者が誰もおらず、少々難しいと思われたので先にコックスを含めて4名を先に乗って、予め直ぐに漕げる準備させ、その上でバウに乗るおやじ1人で岸を蹴ることにした。
岸を蹴って後方を見ると、さすがに週末の戸田コース、かなりの混雑状況。この中で素人4名を乗せて漕ぐのは厳しいような気がしたが、先ずは実行あるのみ。
最初は整調から1人ずつ1人漕ぎをさせた。整調はフィニッシュで何やらモゾモゾしている。後で聞いたらポケット付きの上着を着たまま漕ぎ、フィニッシュで両手が上着のポケットにスッポリ入って身動きが取れなかった模様。ウーむ。。。。
3番、2番は何とか漕げそうな感じ。1周目往路の後半からは2,3、整調の3人漕ぎを実施。バウのおやじがブレードで水面を抑えれば何とか漕げた。更に復路ではおやじも入り4名両舷で漕いでみた。このレク艇は安定性が良いので素人漕手3名+素人コックス1名を乗せた状態でも玄人がバウにに乗っていれば何とか漕げる事が確認できた。やはり素人にとって安定性は重要な要素だと改めて確認できた。それと舵効きが良い事も重要な要素だ。
1周を終えたところで船台に着け、コックスと整調を交代。乗り替わった整調の方が少し上手い様で、2周目は概ね4名両舷で漕げた。
ボートの場合、当然ながらクルーの動きを合わせる必要があるが、度々ミスオールしながら漕ぐ素人にとって、安定したリズムで漕ぎ続けるのは難しい模様。この辺りはボートの格言Mileage makes championsの通り、沢山漕いで慣れるしか道はなさそうだ。
何れにせよ、たった2周の乗艇ではあったが、今回参加頂いた皆さん、ボートは楽しかったという事で、レク艇の素人乗艇は成功した。
5月末に部長に参加頂き、もう一度乗艇することになった。