Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

二日目:小松・梯川と富山・神通川コースを堪能

oyajisculler2017-10-12

今日は石川県ボート協会の大江さんの案内付き(2Xのバウに大江さん、整調:氏家)で、石川・富山ボートコース巡り旅行の二日目。
午前中は梯川で10.5km、午後は神通川に移動し、12.1kmを漕いだ。
昨日と今日の合計で、トータル約34kmを漕いだ。低レートUT漕のユッタリしたペースで漕がせて頂いたが、連日の乗艇でさすがに脚が疲れた。

*1.AM:梯川で10.5km乗艇。
宿泊先のルートイン小松エアポートからマイカーで小松艇庫へ。カーナビの案内に従って行こうとしたが、艇庫近くまでは行けたものの、本来道路扱いでない土手の道を行かねばならず、カーナビが役に立たなかった。
やむなく、大江さんにヘルプして頂いた。

出艇前に先ずは持ってきた、おやじ手作りのオール計測架台を使って、大江さんのオールのブレードピッチ計測を行った。まず大江さんが日ごろ使用しているCrokerオールは、初期の0度のまま問題なかったが、古いC2製Smoothieオールの方は、、B-sideのブレードピッチが本来の-3度からずれて-5度になっていました。(2度捻じれていた)
そこで鋸ヤスリを使って、-3度に修正。やはりC2製のオールはねじれやすい模様。

 架台に乗せたピンク色のスリーブはCroker。白いスリーブが古いC2製のオール。古いオールのブレードピッチを削って修正した。

その後、Swift製の2X艇をリギングし、梯川へ出艇。昨日は船齢20年以上の古い艇だったが、今日はSwift製の比較的新しい艇で、リギングもバッチリ決まった。
 今回お借りした小松明峰高校の2X艇。(Swift製)
 雨が降っていたので、艇庫内でリギング。艇とおやじ本人。

最初に梯川の下流に向けて漕ぎだした。
 船台から岸を蹴ったところ。
 案内役の大江さん。
 河口が見えるところまで下り、折り返し。
 河口の向こうに日本海の白波が見えた。

雨が降ったためか、それなりに流れあり。河口が見える辺りまで下り折り返した。その際に、自衛隊小松基地からF15戦闘機が爆音を立てながら訓練飛行しているのを見えた。
小松は基地の街だ。
 乗艇中に見えた空自のF15戦闘機。

 右側に見える水門の向こうには2000mコースの取れる池があるとのこと。

折り返して今度は上流へ。船台から2.5kmほど上流まで上り、折り返し。合計10.5kmを漕いだ。
 一旦、艇庫前まで戻ってきた。
 元、船台が設置されていた場所には新幹線の橋脚が建てられるとのこと。
 2?以上上流まで行ったところで折り返し。
 大江さん、梯川の案内、お疲れさまでした。
 今回使用した2X艇。

その後、昼食で小松市ボート協会会長の前口さんと会食。(前口さんとは戸田の同期だ)

*2.PM:神通川で12.1km乗艇
梯川での乗艇を終え、今度は富山県神通川へ移動。14時頃に到着。
 富山県艇庫。
 一段高いところにあるのが漕艇場の管理棟。
 艇庫から神通川の水面を見た。

富山県ボート協会の寺下さんの伝手で、富山国際大学の2X艇をお借りできた。艇はFilippiの新しい2X艇。
 神通では富山国際大の2X艇を使用(Filippi艇)

岸を蹴った際には、冷たい雨が降っていたが、漕ぎあがる間に雨が止んで両岸の美しい景色を堪能することが出来た。両岸には小さな滝がいくつか流れ落ちており、正に風水画のような素晴らしい景色。
一番奥まで上って4?だが、せっかく来たので奥のほうで2kmを一往復を追加し、合計12?を漕いだ。
この二日間、津幡・梯川・神通の3か所合計で34?を漕ぎました。
旅先での30?以上をぶっ続けの乗艇で、さすがに脚が疲れた。

神通の艇庫を16:30頃に出発。二日目の宿泊先である松本まで100km程をマイカーで移動。
昨日通ってきた道を戻る形だが、17時を過ぎると暗くなり、山道なので殆ど街灯もなく、車の前照灯を頼りに安房峠道路経由で移動。
日中に走ってもスリルのある山奥の一本道。それを暗い夜道で帰るのは、過剰にスリリングな体験だった。
次回ここを走ることがある場合は、夜間の走行は避けたいと思う。(笑)

明日は松本城を見学して帰る。


以上