Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

夕刻から戸田の同期会;

軽量級レース中という機会を利用して、戸田の同期数名に声を掛けて1杯やった。ボート仲間なので集まればボートの話ばかり。
今回特に話題に上ったのは、スカルとスイープは別の競技種目だと言うこと。極端な話、距離スキーに例えればクラシカル走法とフリー走法位の違いがある。当然ながら極めようと思えば何れか一方に集中して取り組む必要がある。しかし現在の日本では、高校でスイープ種目が無くなった影響か、スイープの競技力が徐々に落ちている様にも見える。
おやじ自身は元々エイト、即ち、スイープ漕手だが、現在はスイープとスカルの両方を漕いでいる。現在はどちらかと言えば1人で出来るスカルに入れ込んでいる。スカルは未だ十分なテクニックに至らず、スイープとのテクニックの違いに七転八倒中。
今回集まった同期4名の共通見解としては、スカル、特に1Xは低速、持久力の競技であまりスピードは要求されない。これに対し、スイープはエイトや無しフォア等、どちらかと言うと高速系の種目が主流であるので、速い動きが要求される。また、ハンドルの動き、即ち体の動き自体もスイープはスカルより素早く動かす必要がある。(スイープはインボードが長いので、ハンドル末端の周速が速い)また、ローイング中に上体をツイストする必要があること。スイープローイングでのキーポイントとなるアウトサイドハンドの使い方は、スカル種目では養成できない事など。。。
このため、スカルで強い漕手が必ずしもスイープの強い選手にはならないという事が経験的に分かっている。
やはり、スイープはスイープで選手発掘やトレーニングを行う必要がありそう。おやじ自身はチームボートで漕ぐならスイープの方が好きだ。
以上