Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2010-09-29から1日間の記事一覧

9.杉田による1X導入トレーニング量の目安:

スカル初級者の方は、杉田を使った乗艇練習で、前項記載の技量を確り身に付けた上で、本格1X艇「向島」での乗艇へ移行する。 尚、杉田による1X導入トレーニングは、元々の技量レベルなど、個人差はあるが、概ね週1回乗艇として、約1ヶ月間継続(4回乗艇)…

8.杉田による乗艇練習のポイント:

安定性の良い「杉田」の乗艇では、下記ポイントに留意しながら技量習得に努めことが上達への早道。 ノーフェザー漕ぎが基本。ノーフェザーで水面を擦らずに漕ぐ様に努力する。 キャッチからフィニッシュに向けて艇を加速する様に漕ぐ。特にスカル漕ぎは、フ…

7.乗艇時の留意事項:

以下のポイントを守って、安全最優先で乗艇すること。 原則、戸田コースでの乗艇とする。(荒川への出艇はボートマスターに相談のこと) 戸田コース航行ルールを熟読し、遵守する。(浅野艇庫正面に規則掲示板あり) 直進する技量が十分でない者は、1・2レ…

6.艇の出し入れ:

安定性確保のため、本艇の幅はフォア艇並みの幅がある。この関係で、1X艇の扱いに不慣れな者では、1人で本艇をハンドリングするのは少々難しい。(1X艇扱いに慣れたベテランスカラーなら1人でハンドリング可能) 従い、アームからの上げ下ろしや、船台まで…

5.杉田乗艇時に使用するオール:

<LBRCメンバー> 本艇は、幅広短尺船型ゆえ通常のレース用シェル艇に比べると抵抗が大きい。SR20程度のLSD漕では問題ないが、ハイペースで漕ぎ艇速を上げると水中が非常に重くなる。 本艇の利用目的がスカル漕ぎ導入練習、或いは技術練習である事を踏まえ、…

4.杉田のリギング関連数値:

主寸法(LxB):6.3m x 50cm、艇重量=18.9kg(耐久性向上のため、若干重構造) リガースパン: 159cm @±5cm (159cmに設定済み) ワークハイト: B-side= 135〜180mm, S-side= 110〜155mm、ハイトはCワッシャーで任意に調整可。左右差は25〜30mm程度、男子の推奨値:…

3.杉田の利用予約(利用実績記録)について:

Webscheduler(下記URL)を用いて簡易に利用申し込みが出来る様にしている。杉田を利用したい者は、パソコンで下記サイトにアクセスし、利用予定をスケジューラーに書き込む。尚、予約無しで利用した場合は、実績を書き込むこと。 http://www.ics.ne.jp/sche…

2.1X導入トレーニング艇「杉田」利用の目的:

ローイングの楽しみ方は、大きく分けて2つある。一つは我々OB諸氏が学生時代に打ち込んだエイト、即ちスイープ種目チームボートによるローイング。そしてもう一つがスカル種目によるローイング。 特に近年、日本でも欧米のローイングに習い、中高生のローイ…

1.SS「杉田」造艇の経緯(本艇の銘盤より):

杉田コーチは、最先端の漕艇関連技術の導入実践を行い、それを持って昭和35年のローマオリンピック日本代表/東京大学フォアを育て、昭和36年及び38年の全日本エイト優勝クルーを育てられた。 杉田コーチ逝去7回忌の2009年は同コーチがコーチを始めら…

1X導入トレーニング艇「杉田」の利用手引き

幅広1X艇「杉田」の試乗結果について、2回ほど、このブログでも紹介したが、クラブ内での利用を推奨する意味も込め、利用の手引書を纏めた。昨日、クラブ内に配信済だが、ここで手引書を紹介する。