Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

小春日和の平日午後、24km漕でテクニカルドリル

oyajisculler2008-02-22

週末は土日の何れか一方で、午前エイト乗艇、午後スカル乗艇というパターンで乗艇練習をしている。しかし、明日は午前エイト乗艇の後、昼からMBC理事会、その後MBCシニアクラブやP会のメンバーを対象として荒川乗艇航路の検分を行うことになった。おやじはこの検分の案内人兼モーター運転手をするので、いつもの午後乗艇が出来なくなってしまった。ボートはMileage makes championsなので、練習量を減らすと乗艇パフォーマンスの向上が望めなくなる。ということで週末午後のスカル乗艇を金曜日にシフトすることにした。夜間乗艇も考えたが、夜間乗艇にすると夕食が遅くなるので、翌日、午前のエイト乗艇に支障を来しそう。今週は仕事も落ち着いており、思い切って午後休暇を取り、日中に乗艇することにした。
日頃の行いが良いのか、今日は小春日和で気温が10度を超え、天気も良くポカポカ陽気。また、風も穏やかという絶好のコンディションだった。
今日の乗艇メニューはSR20前後の低レートで、乗艇テクニックの向上を主眼に置いた24km漕。出力負荷レベルを高くし過ぎると艇速重視となってテクニカル面がおざなりになりがちなので、今日は負荷レベルを5%落として85%レベル(24km漕、水温7度Cの場合は、2'24"/500mのペース)とした。テクニカル面では下記3点に注力した。

  1. 腹筋・背筋の体幹を確り立てたSit tallの上体キープ。
  2. フィニッシュエンドまでブレード一枚をキープし、確り押し切る。
  3. フォワード中に水面とブレードクリアランスを確保し、水面を擦らない。

出だしは元気一杯で水中も確り押せて、SR19程度で2'22"程度でDPSも確り出て気持ちよく艇が進んだ。ただ、2周した辺りからやや水中が鈍り始め、テクニック重視のSR19で2'24"/500mのペースが怪しくなり始めた。そこで2周ピッチで早めに給水し、パフォーマンスの維持に努める。4周しハーフを過ぎた辺りでカヌーが10艇程出艇してきて、水面に曳き波を立て始める。こちらの水中が落ちることも加わり、ペースが2'27"から28"/500m程度まで落ちてきた。これでは24km=8周、2時間を超えてしまい、気分よく揚がれそうにない。ということでラスト2周はレートをSR20〜21に上げ出力負荷レベル重視に切り替えた。ラストの半周は水中重視で漕ぎ、最後はSR32まで上げてゴール。タイムは1時間59分17秒で2時間を切って気分良く終了。やはり日中の乗艇はブレードも景色も良く見えるし気分が良い。
上の写真はT塚さんが撮影してくれたもの。年始のログに記載した通り、今年はコーチングの力も借りてパフォーマンスの向上をはかることにしている。時々、T塚さんにお願いして乗艇中のビデオを撮って貰い、改善すべき点について種々アドバイス頂いている。(勿論、自分自身でもビデオを見てセルフコーチングしているのでコーチが2人いる様なイメージかな?)
おやじ本人の乗艇ビデオはmixiの「おかスカラー」のビデオサイト(=mixiに登録していないと見れない)に掲載中。(徐々に技量が改善している筈。。。)
■本日の24km漕データ:

  • 天候:晴れ、気温13℃、南東の風約1m。
  • 1500mコース*8周 (折返し15回。途中の3回給水)
  • 巡航距離:24000m - ロス20m*15回 = 23700m
  • 総本数2399本:ネット本数=2399−折り返しロス3本*15回=2354本
  • DPS: 23700m/2354本 = 10.07m/本 (24km漕での10m超えは初。ヨシヨシ!)
  • 計測タイム1時間59分17: 巡航ネットタイム=1時間59分17秒−折り返しロス20秒*15回(5'00")−給水10"*3= 113分47秒
  • 平均SR:2354本 / 113分47秒 = 20.69
  • 平均艇速:113分47秒 / 23700m *500m = 2'24"0/500m(概ね85%付加レベル)
  • 24kmネットタイム:2'24"0/500m * 24000m = 115分13秒
  • SpeedCoach Cal値:0.976(SpeedCoach表示距離は24121m。折り返し時の超過距離が8m*15回=120mなので概ね距離はピッタリ。1月のCAL値が0.980だったので、僅かだがポンドの水温が上がってきた模様。)