Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

LBRCエイトの反省と今年の取組課題:

まず、LBRCエイトの活動について振り返りたい。昨年は4月末の東商線OBエイト2000mレースに向けて1月から良く練習できた。その結果として、東商戦本番で平均年齢で20歳近く若い四神会クルーを逆転で破ることが出来た。また、その後も多くのマスターズエイトレースに出漕し、沢山優勝することができた。一方で他のマスターズクルーも年々実力を上げて来ており、その差は圧縮される方向にある。実際、11月のワセダレガッタでは強敵P会に4連覇を阻止されてしまった。
幾つか原因はあるが、単一大学ボート部出身のOBで構成されたクルーではあるものの、年代により現役時代のローイングスタイルが必ずしも同じではなく、客観的な目が無い今の状況ではなかなかブレードワークが合わない状況にある。
今年は5月末に全日本マスターズがあるのでもう一段の改善が望まれるところである。
改善を図る打ち手はいろいろあるが、乗艇練習に於いてもクルー全体を目で確認しながら行う必要があると思う。これまでおやじは整調を漕ぐことが殆どで、後ろの漕手がどの様に漕いでいるかという点に関してはCOXの目に頼るしか無かった。しかしながら、レース時の写真やビデオを見るとブレードワークが合っておらず、今のままの練習方法では限界があると思う。
話は変わるが年末のマスターズ1Xの2000mレース前は1Xに専念するためエイトのメンバーから1か月程外れていた。このとき、偶々エイトの補漕で4番を漕いだことが2回程ある。その際に気づいたのだが、4番は漕ぎやすいということで一般的にルーキーポジションとされているが、週1回しか乗艇しない様な完成度の低いクルーに於いては、クルーの中で相対的に漕技・漕力に優れたクルーの中心メンバー役の漕手が乗れば、クルー全体を見渡しながら漕ぐことの出来る司令塔的なポジションでもある様だ。ということで今年は暫くは4番に乗り、乗艇練習中に、後ろからクルーに指示を出しながら漕いでみようと思う。一緒に乗艇するクルー諸氏がおやじの煩い指示に耐えらる忍耐力を持っているという事が前提条件ではあるが。。。