Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

本番レース:

スタートステッキに着け。スタートを待つ。SpeedCoachをSternカンバスの斜板ハッチの上に付けているので、中々手が届かず、セットするのが大変。やっと調整し終えてスタートを待っていると。表示が距離表示になっていてAve.ペースになっていなかった。慌ててAveペースに表示切替している内にスタートコールが入った。上記の通りスタート前にドタバタした影響もありスタート2本程をミスオールして若干出遅れてしまった。まあ、2000mなので先は長いと焦らず1本1本進む。

500m付近で先行する田中、岩波両氏を捕らえたのが分かった。兎に角、2000mで8分を切りたいと考え、艇差を気にせず、レートとペースを注視しながら進んだ。レートはSR30以上キープを目標としていたが、早くも2Qに入るとペースが2分/500mを超過し、8分切りのペースが怪しくなる。レートを高めにしてペースをキープしようと必死。頼みの綱は心肺系の有酸素能力。(レンジが切れ気味ではあったが、レートだけは狙った30.5より高めの31〜31.5を終始キープできた。)
3Qに入ると、2'04"/500mまで落ちた。何とかペースを維持しようと努力するも守れたのはレートのみ。そろそろペースキープが厳しくなってきた頃、2レーンの岩波さんが息を吹き返し、ジワジワと迫ってくる。ラストスパートの強い岩波さんなので、このままではネットタイムでの勝利は難しいと即、計算。生タイムのガチンコレースでは何とか勝とうと頭を切り替えた。

でも岩波さんの追い上げを厳しく、特にラスト100mは怒涛の勢いで来られた。おやじは中盤の頑張りで脚の力が残っておらず、最後は手数で逃げ切ろうとピッチを上げた。結局、最後は0.26秒差で辛くも逃げ切った。レースが終ると殆ど全力を出し切ったため、もうヘロヘロ。1分間位は頭が上がらずグッタリ状態だった。やっぱり2000mレースはタフだ。
岩波さんにはネットタイムでは負けたが、ガチンコ勝負で勝てたのはこれが初めて。まあ良しとするか?