Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

漕いで見た:

2週間ぶりのエイト乗艇であり、前回と比べてどうかというのが余り比較できないが、フィニッシュ角が浅いという以外は、特筆する程の変化は感じられなかった。強いて言えば、:

  1. フィニッシュ角が浅くなり、オールのヤジロベーのスパンが伸びたためか、バランスが安定した。
  2. ハンドルのグリップエンドが引き切りやすい位置にあるので、フィニッシュを強く押しやすい様な気がした。
  3. キャッチ角が過大になると横を押すだけになるので、キャッチで前のレンジを無理に稼がない様にしたこともあるが、フィニッシュ角が小さい分、水中のレンジが短くなった感あり。(即ち、レートを上げやすいということ)

乗艇中におやじの整調シートでキャッチ位置及びフィニッシュをガンネルにマーキングして揚艇後、角度を計測してみた。結果はキャッチ角50度、フィニッシュ角が30度であった。リギングの文献には、キャッチ角55度、フィニッシュ角35度が国際大会のエリート漕手の標準と書いてあったのでキャッチ、フィニッシュ共5度小さい振り角ということになる。変更前の角度は計測していなかったが、恐らく、キャッチ45度、フィニッシュ35度程度で漕いでいたと思う。(フィニッシュ35度は何度か引ききれる角度ではあるが、若干水を横方向に押している感じがあった)