Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ベンドカーブのモニター方法:

おやじの出身校の東大は、駒場教養学部にある体育館に大型のローイングタンクという回流水槽をもっている。昭和40年代に設置された施設であり、もうかなり古いのだが、今でも使っている模様。ここで、年1回体力測定を兼ねて6分間のローイングタンクによるベンドカーブ計測も含めた、心肺機能等の総合体力測定を行っていた。(おやじがHC時代に復活させたが、今はやっているのだろうか?)ベンドカーブは使用するオールのシャフトに歪ゲージを貼り、アナログ式のデータ記録紙にベンドカーブをその場で記録してゆく方法をとっていた。記録されるのが紙だし、この方がわかり易いともいえる。計測後に一人ずつ、序盤、中盤、終盤と典型的なベンドカーブをコピーして貼り付け、整理し、あるべき漕ぎ方=ベンドカーブについて皆で議論した記憶がある。実艇を使って水上でベンドカーブを計測することも出来るが、1日で全員分を取るのは難しいことや、風・波などの自然の外乱要素も勘案すると、上記のローイングタンクで計測するのが良いと思う。