Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Concept2エルゴマシンの最新型Model-DはForceカーブがモニターできる:

さて、上記の通り、ベンドカーブは引き方をモニターする上で非常に有効であるが、計測するには時間、設備の他、人の手間(まともにやったら金がかかる)がかかるので、いつでもモニターできるものではない。しかし、C2の最新型Model-DではベンドカーブならぬForceカーブがモニターに表示できるのである。これはつい最近知ったことだが、「素晴らしい」機能と言える。(計測費用タダ!一人でチェックできる!)このモニターについては、C2社のHPに詳しく載っているが、簡単に紹介すると下の図の通りである。回転運動の実際のローイング中のベンドカーブと直線運動のエルゴのForceカーブではフィニッシュ周りの1/4付近がベンドカーブのイメージと異なるが、キャッチからミドルまでのカーブは殆どベンドカーブと同じと考えて良さそうだ。(キャッチで水を掴む技術や、フィニッシュでブレード一枚をキープし長く押し続けるというブレードワークの巧拙は、エルゴのForceカーブではこの部分の巧拙は表現できないが。。。)
エルゴを漕ぐときにForceカーブを表示させて、立ち上がりが早く、山が高く、面積の大きい、凸凹の無い、綺麗な一山を描く様に漕ぐ努力が必要である。しかも、この美しいカーブが、何も意識せずとも、毎本同じ形となる様に体で覚えることが必要である。
(新人や未熟な漕手は、一流選手のForceカーブを手本に同じカーブになる様にすると良い)

以上