Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

CG125FIのタペット調整

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CG125 タペット調整

Owner's Manualでは、4000km走行毎にタペット調整(バルブクリアランス調整)すべしとのことです。
今日は午前中、小雨が降っていたこともあり、前回調整から2400km程度しか走っていませんが、タペット調整をしました。

既に何度も整備したことがあり、要領は頭に入っていますので、30分掛からずに手早く調整出来ました。

尚、今回も吸気バルブのクリアランスは0.08mmのままでOKでしたが、排気側はクリアランスが0.09mmと少し拡大していました。
過去の整備履歴を見るに、どうも排気バルブ側のクリアランスが大きくなりやすい様です。

考えてみれば、排気バルブを作動させる際にはシリンダー内圧が高いので、その分、強めにバルブを押し込む必要があり、タペット部が擦り減るということでしょう。
(吸気側は、逆にシリンダー内が負圧なので排気バルブより小さな力で作動する筈)

<動画>
CG125FI タペット調整の要点 20210511
https://youtu.be/PqOAHz6kgzg18:52 2021/05/11

以上

CG号: 法定12ヶ月点検をDIY

昨年5月11日に納車した愛車のCG号(中国の五羊本田製のCG125FI)が、納車後1年となりました。
今日は、法定12カ月点検を自宅で自分でDIYしました。
(販売元のSOX茅ヶ崎店から12か月点検のハガキが届き、問い合わせたところ、1週間預かりになるとのことで、自力で行うことを決心しました)

以下、バイクの法定点検に関する情報です(CG号に適用される主な点検項目):

<制動装置>
ブレーキペダルの遊び
ブレーキ・レバーの遊び
ブレーキの効き具合
ドラムとライニングのすき間
ロッド・ケーブル類の緩み、がた、損傷
シューの摺動部分、ライニングの摩耗

<原動機>
排気ガスの色
エンジンオイルの汚れ
燃料の漏れ
燃料装置のリンク機構の状態
エアクリーナーエレメントの汚れ、詰まり、損傷
スロットル・バルブ、チョーク・バルブの作動状態

<走行装置>
タイヤの空気圧
タイヤの亀裂、損傷
タイヤの溝の深さ、異常な摩耗
ホイール・ナット、ホイール、ボルトのがた
フロント・ホイールベアリングのがた
リヤ・ホイールベアリングのがた

<動力伝達装置>
クラッチレバーの遊び
トランスミッションの油漏れ
トランスミッションの油量
スプロケットの取り付け状態、
摩耗ドライブ・ベルトの摩耗、損傷

<かじ取り装置>
フロントフォークのステアリングステムのがた

<電気装置>
点火プラグの状態
バッテリーターミナルの緩み、腐食

12か月点検の記録簿フォームをネットからダウンロードし、フォームに基づき、CG号の点検を行いました。
私が日常的に点検整備している内容が殆どであり、用具準備から後片付けも含めて点検は2時間弱で完了しました。(点検自体の正味所用時間は1時間)

以下、本日の12か月点検の様子です。

 9時19分、点検準備が整いました。
 9時32分、シートや風防などを外して、点検スタート
 フロントブレーキレバーの遊びチェック
 前輪タイヤの空気圧チェック
 後輪タイヤの空気圧チェック
 フロントタイヤの溝深さ計測:1.8mmでしたので、許容限度の0.8mmまで残り1mmです。
 リアタイヤ。同上。
 クラッチレバーの遊びチェック
 エンジンオイルのレベルと汚れチェック
 ドライブチェーンのテンション計測
 点火プラグを外します
 点火プラグを外して、電極の状態をチェック
 バッテリー周りの点検。液位はハッキリ読み取れませんでしたが、大凡、FULLとLOWの中間でした。
 電線ケーブルの接続状態をチェック。シート下は埃が付着していましたので、拭き取りました。
 エアーフィルターの点検
 点検結果を記録簿に記帳してゆきます
 11時05分、点検及び後片付け完了しました。

以上

CG号、路上パンク修理の練習

 今回パンク修理練習に用いた用具一式

先日準備した路上でのパンク修理用具を用いて、CG号の路上パンク修理の練習をしました。

以下、写真と解説

 1 路上パンク(前輪)修理の練習開始 
 2 トレー外し
 3 トレー裏返し、井桁角材を取り出し
 4 井桁を組み立て
 5 サイドバッグから関連用具取り出し
 6 パンク修理用具取り出しトレーへ
 7 サイドカバー下から車載工具を取り出し
 8 パンク修理用具準備完了し、作業開始
 9 まず車軸ナット外し
 10 作業中に通販注文のスパナ到着
 11 通販の軽量スパナが到着したので重たい工具は撤収
 12 前輪リフト用として木片準備したが、不要だった(リアに重し載せると自然と前が浮き上がる)
 13 車軸ボルト抜きました
 14 前輪を外しました
 15 井桁に前輪を載せました
 16 虫回しでバルブを外します
 17 ビードを押し下げて落とします 18 タイヤレバー2本を使ってビードをリムから外します
 19 チューブを引っ張り出します
 20 バルブの根本が酷く錆びていた
 21 タイヤレバー2本使ってリムからタイヤを外しました
 22 タイヤがリムから外れました
 23 リム内側は錆ていたので真鍮ブラシでさびを落としました(これは路上作業ではなく追加の作業)
 24 リムバンドは酷く劣化していたので交換することにした
 25 国産の新品リムバンドに取り換え
 26 タイヤを再取付けする前に、内面をウェスでクリーニング
 27 取付前にビードクリームを塗り付け
 28 まず下側のビード素手で押し込み
 28-1 最後はレバー使用しました
 29 国産の新品チューブに取り換えました。タイヤに入れる前に軽く空気を入れて膨らまします
 30 少し空気入れたチューブをタイヤの中に挿入
 31 次に虫回しで虫バルブを外して空気を抜きました(これがパンク等失敗の原因だった。空気は抜かない方が安全)
 32 上側ビードの内側にビードクリームを塗り付け
 33 両手・両膝を使って上側ビードを嵌め込めて行く
 34 最後の方は、素手で入れ切れず、グリップ付きタイヤレバー使用(これがパンクの原因。平型のレバーを使うべきだった)
 35 最後の最後は、素手で時間を掛けて、じわじわと押し込んで嵌めました(入るまで辛抱して押し続ける)
 36 タイヤ嵌め込み後点検すると、チューブがビードからはみ出ていた(嵌め込み時にタイヤの空気を抜いたのが原因)
 37 空気を入れてチューブ噛みを解消しました。
 38 ポンプで空気を本格的に圧入
 39 空気圧をゲージで計測(結局、チューブがパンクしていたので、その後抜けてしまいした)
 40 古い中華製チューブはパンク修理用の予備へ
 41 空気が抜けたのでチューブを外して点検するとパンクしていました。その後修理しました。
 42 パンク修理:パッチ当て部をサンドペーパー掛けして荒らします
 43 ゴム糊塗布→乾燥→パッチ当て→ローラーで圧着
 44 今回パンク修理練習に用いた用具一式
 45 パンク修理セット
 46 車載パンク修理用品一式(合計 2.5kg)

ドラムブレーキのオーバーホール:

フロントドラムブレーキは2000km走行毎に内部を掃除・メンテしています。
今回は路上パンク修理の練習と併せて作業しました。(シュー駆動カム&レバーのオーバーホールもしました)
尚、ドラム内には然程ブレーキダストは溜まっていませんでしたので、今後はリアブレーキ同様に4000km毎のメンテにしようと思います。

以下、作業中の写真と解説:
 A シューパネルからシューを外す
 B シューパネルからカムレバーを外してオーバーホール
 C シューをクリーニング後、エッジをサンド掛け
 D 速度計ギアを外し、内部にグリスアップ
 E シューパネルを装着へ

以上

2年ぶりの1000mレース:

今日は戸田マスターズレガッタに出場しました。
2年ぶりの1000mレースです。

私はM1X(F)での参加でしたが、カテゴリーF(60歳~64歳)は私だけでした。
同じレースにカテゴリーCの後神さん、そしてカテゴリーGに鴨井さんなど4名、合計6杯レースでした。

レース記録は4:00でした。
あともう少しで4分を切れるところでした。惜しい!

今日、レース中は北北西0.5m程度の微風のコンディション。イメージ的にはほぼ無風。
相模湖での練習記録から予測した1000mタイムは強めの順風ベースの4:02でしたので、今日の記録は上出来と言えそうです。

マスターズレースの当面の目標は2022年5月、琵琶湖で開催されるWorld Masters Gamesの M1X(F) 1000mレースで金メダルを獲る事。
過去のレース記録を見るに、M1X(F)で金メダルを獲るには、3:52程度のタイムを出す必要があります。

当面の課題は、レース中盤で2:00/500mを切る艇速で高速巡航できるようにすること。

ここ1年ほど、高めのレートをキープして軽いリズムで巡航するため、オールを短めの軽い設定(オール長:284cm, インボード86cm)で取り組んできました。
今回のレースで、このセッティングが、61歳漕手の私に良くマッチしていることを確認出来ました。

パルテ会の方が撮影してくれた写真がありましたので、それらもダウンロードさせて頂きました。

以下、写真を時系列に並べます。

 W.Up中

 発艇前。私は2レーン
 1600m過ぎのレースの私
 1600m過ぎのレース中の先行3艇(後神(C)、氏家(F)、鴨井(G))

 レースの公式記録
 GPS SpeedCoachのレース中艇速データ。
M1X(F)優勝のメダルと賞状をゲット

以上

今月2回目の1000m x 4sets @相模湖

 8時00分。出艇前
 9時43分、メニュー終了
 9時55分、揚艇
2週間前に1000m x 4setsを行いましたが、今日は同じメニューを行いました。

前回の平均艇速は順風で2:08.9/500m, SR29.2でした。
今日はこれより艇速を改善し、2:08/500mを切る艇速を狙いました。レートを1枚上げて30+を狙いました。

今日は天気予報どおり、東風が2m程度吹いていました。
1000m x 4はハードなメニューであり、逆風で漕ぐとモチベーションがなかなかキープできません。
そこで、今日は4セット全て順風で行いました。
このため、レストは1000mをノーワークで戻る形式で行いました。

時間が経過するにつれて、風が強まり、水面が荒れてきました。

結果は、4セット平均で、2:06.5/500m, SR30.6で、前回より艇速を改善出来ました。
まあ、順風での艇速ではありますが。

因みに、これを2000mレースでの平均艇速に換算すると、2:06/500mとなります。
タイムで言えば8:24であり、まずまずと言えそうです。(1000mレース換算だと、4:02)

<動画>
20210427 1X@相模湖 W Up
https://youtu.be/wOf_zcgg-_o

20210427 1X@相模湖 B2 UT
https://youtu.be/vCaje_Ytgdw

20210427 1X@相模湖 1000m No 1
https://youtu.be/xS0ZgqObbWI

20210427 1X@相模湖 1000m No 2
https://youtu.be/WXdFTcc-Xqs

20210427 1X@相模湖 1000m No 3
https://youtu.be/rheX90hAWLg

20210427 1X@相模湖 1000m No 4
https://youtu.be/6c8Jimq-afc

20210427 1X@相模湖 Cool Down NW
https://youtu.be/DU6UNY0y6FQ

ストレッチャー異音対策で異音解消:

先週木曜日の乗艇で、毎ストローク、ストレッチャーから異音が発生している事に気づきました。異音が気持ち悪いので、ストレッチャーを艇から外して自宅に持ち帰り、種々点検しました。
ボード周りにクラックなどはなく、健全な状態でした。
長年の乗艇経験から考えるに、異音はボード周りの曲げ変形により固定された部分の摩擦により異音が発生していると判断しました。
そこで、乗艇中に摩擦が発生しそうな部位にグリスを塗布して異音対策としました。
今日は自宅から持ち帰ったストレッチャーを秀峰号に取り付けました。
実際漕いだところ、ストレッチャーから異音は無くなりました。Good!

 出艇前に異音対策をしたストレッチャーを再取り付け


以上

1000mレースシミュレーション

 マスク着用での岸蹴り
 秋ヶ瀬にて

いよいよ、来週末から今期のマスターズレースの緒戦である戸田マスターズレガッタに出場します。

今日は淡青会エイトの乗艇練習。

いつもの様に荒川で乗艇練習しました。

今日は風、流れとも穏やかで、気持ちよく漕げました。
天気予報では曇りでしたが、良く晴れて日差しが強く、顔が真っ黒になるほど日焼けしました。

今日のメインメニューは1000mレースのシミュレーション。

序盤の250mとラストの250mをレースレートで漕ぎ、中盤の500mはeasyなレート(SR30)に落として繋ぐ方式で行いました。

概ね、満足のゆく漕ぎが出来、来週のレースに向けて自信が持てました。

<動画>
20210425 LBRC8@荒川 W Up
https://youtu.be/cCOAy0eOJXk

<補足>
Finishストップの1本漕ぎでは、全員、ブレードリリースで動きを止めてポーズ取っている。また、1本漕ぎ直後のUT(ライトパドル)でも、フィニッシュでポーズ取れている。

20210425 LBRC8@荒川 B1 UT往路
https://youtu.be/CVgjlxyRmKs

<補足>
B1 UT漕(レート20以下では全てポーズ付き)では、後ろの漕手が、前述のリリース後のポーズが徹底出来ていない。
特に5番漕手はリリースした後に直ぐにハンズアウェーしてしまい殆どポーズ出来ていない。(前述の1本漕ぎや直後のUT漕ではポーズとれているのに。。。)
また、5番以外でも後ろの6名はポーズが不徹底となっている。UT漕の終盤にバランスが不安定になるのは、恐らく、後ろ6名のpauseが不徹底になって動ぎが合わなくなることが原因と思われます。ポーズの取り方は整調ペアに合わせて確り動きを止めましょう。

20210425 LBRC8@荒川 B1 UT&Race Pace短漕
https://youtu.be/ABIsM-0rYmk

20210425 LBRC8@荒川 Race Pace短漕
https://youtu.be/A4kLp1l3Z7w

20210425 LBRC8@荒川 1000mレースシミュレーション
https://youtu.be/nCkzjlN-IeY

<補足>
GPS SpeedCoachのデータを分析したところ、1000mの生タイムは3:35でした。(平均艇速は1:47.5/500m, SR33.6)
一方、秋が瀬往復時のUT艇速より、川の流速を計算すると0.2m/sとなっています。
この流速をベースに、1000mシミュレーションでの静水換算艇速は1:52.4/500mとなります。
即ち、静水換算の1000mタイムは3:44となります。
中盤でレートを落としてでの艇速ですので、レース本番では、3:40切りを狙いたいと思います。

以上

今日も荒川はベストコンディション

 7時40分、秋が瀬にて
 8時半、揚艇

今日も早起きして戸田へ行きました。
今回はGoProカメラを船尾に取付けて乗艇しました。

4月も下旬ですが、早朝の気温は10度を切ります。一方で、昼過ぎの気温は20度を超え、一日の気温差が大きい。。。

日頃、荒川で乗艇することの多い早慶や日立明の対校戦が終わったこともあり、荒川で乗艇練習するクルーが少なくなっています。
土曜日の朝なので、通常なら、荒川に出艇するクルーが多い時間帯ですが、今日は空いていて、コンディションの良い荒川を堪能出来ました。

今日のメニューはSR18以下のB1 UT漕とRace PaceのB6を行いました。

今日は下げ潮の時間帯、また、北西の風が吹いていましたので、往路は逆風・逆流、復路は順風・順流。
ということで、復路は気持ち良く艇速が上がりました。

20210424 1X@荒川 W Up
https://youtu.be/aXHtQJnWicY

20210424 1X@荒川 B1 UT 1
https://youtu.be/jLVYGmHUmaw

20210424 1X@荒川 B1 UT 2
https://youtu.be/48597_piSvk

20210424 1X@荒川 B1 UT 3
https://youtu.be/djvn8_kp9pw

20210424 1X@荒川 B1 UT 4
https://youtu.be/quOqc3PUhyg

20210424 1X@荒川 B6 RP10本 x 6
https://youtu.be/FfZH9VApAZk

20210424 1X@荒川 着岸&揚艇
https://youtu.be/9n_zCiWqFJA

以上