Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

津川漕艇場でシングルスカル乗艇

新潟市内から津川漕艇場へマイカーで移動。新潟大学艇庫から1時間掛からなかった。近い!
艇庫脇にマイカーを止め、車中で途中のコンビニで購入したサンドイッチやおにぎりを食べて昼食とした。
昨夜は就寝時刻が遅く、十分に睡眠が取れなかったので、車中泊用の簡易ベッドで仮眠を取った。
それにしても、ここは全く生活音が聞こえ無かった。怖いほどの静寂。。。

少し仮眠した後、車の外に出ると、津川艇庫の管理をされている阿賀町教育委員会の渡部さんとお会いし、ご挨拶。

直ぐに乗艇するための艇とオールを借用。艇は桑野製のA2型シングルスカル艇、オールはスキニーオール(medium flex)をお借りした。
30分程度かけて艇とオールをリギングし、阿賀野川のコース(津川漕艇場)で漕がせて頂いた。

今日は、年に一回のダム施設の整備・点検という事で、いつもより水位が2m近く下がっていて、艇庫前の船台にアクセスするスロープが滑り台の様な急傾斜になっていて、少々怖かった。

ダムの点検のためか、川はいつもより流れが速かった模様。
少し流れがあったが川幅が広く漕ぎ易い水域だった。
津川漕艇場は1000mコースだが、下流方向に500mは直線で延長できるので、直線コースで1500m取れる。
スタート地点より上流側も少しカーブすれば、麒麟山の下の川の合流点まで漕げば2500m取れた。
また、ロングを漕ぐ場合は、麒麟山下の合流点から下流のダムまで、片道5kmは安全に漕げるそうだ。

阿賀町はボートの合宿練習水域として、積極的に売り込んでいるとのことで、艇庫にはEMPACHER製の最新艇が数多く保管されていた。
阿賀町の艇庫には合宿出来る宿泊施設が整っていて、一泊2500円?で自炊宿泊出来るそうだ。
ここ数年で合宿利用したチームは、NTT, トヨタ、埼玉県高校生、学習院大学等があるということ。

シングルスカルで10km程漕いだ後、揚艇。
その後、予定されていた阿賀黎明中学・高校の学生選手4名の陸上トレーニングを見学。
というか、私に練習メニューを決めて欲しいという事なので、エルゴメーターのトレーニングメニュー紹介や、一人一人のエルゴの漕ぎを見てマンツーマンでコーチングを行った。
阿賀黎明高校の選手はもっと多いのだが、主力選手が富山県の水域で開催されているシングルスカルによる6?トライアルのため、富山県に遠征に行っているとのこと。

夜は阿賀町ボート協会の方々と夕食を共にし、ボート談義に華を咲かせた。

津川漕艇場の様子:
 11時31分。津川漕艇場の新潟県艇庫 ここが阿賀黎明高校の拠点。
 船台。水位が下がっていてスロープが滑り台の様に急傾斜。
 赤い橋と後ろに見える麒麟
 お借りしたスキニーオール。シャフトはMediumだった。(高校生には硬すぎると思う)
 14時12分。水上から見た新潟県艇庫
 橋の奥に見える麒麟
 1000mコース。
 1000mコースのゴール付近からスタート方向を見る。
 ゴールの少し下流からみた下流方向の水域。下流にも岩山が見えた。紅葉が綺麗。
 水面は非常に穏やか。
 麒麟山の足元にある合流点
 阿賀野川を遡ると、荻野に至る。(大昔、津川は舟運の中継基地として繁栄したとのこと)
 15時24分。揚艇後、借艇した艇と阿賀野川を背景に記念写真。
 一番下のアームに置かれた艇が、今回お借りした艇。(桑野のA2艇)
 Empacher製の付きフォアが4艇保管されていた。
 こちらはウィングリガー艇。

以上