Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々の乗艇練習@鶴見川

 鶴見川艇庫をバックに自撮り

新型コロナウィルス対応で、全国各地の漕艇場(艇庫施設)が閉鎖され、乗艇出来ない期間が長らく続いていたが、緊急事態宣言解消により、各地の艇庫施設が徐々に営業再開されている。

横浜市鶴見川漕艇場の艇庫も今日から営業再開となった。
但し、感染リスク低減の為、先ずは一人漕ぎの艇のみの乗艇となる。

早速、1X艇借艇の予約を入れて、今日の午前中、鶴見川で漕いできた。

通常、鶴見川へ行くときは、電車に乗って平塚から鶴見まで移動するが、今はコロナ感染のリスクがあるので、今回はバイク(CG号)で鶴見川まで往復した。

Googleナビで平塚の自宅から鶴見川艇庫まで案内して貰った。
Googleナビは本当に便利だ。ただ、メモリー容量の小さい私のスマホ(3年前に購入。メモリー容量=9GBしかない)だと、走行途中でスマホがフリーズしたり再起動したりして、非常に不安定。これでは危ないので、本日、帰宅後にauショップへ行き、新しいスマホ(メモリー=64GB)を発注した。)
距離にして45㎞弱、1時間45分程度の予想所要時間だったが、道路が渋滞してもバイクは車と路肩の間をスルスルと前に出る事が出来るので、時間が短縮され、1時間25分で艇庫に到着出来た。
但し、初めて走るルートだったこともあり、また、道路が混雑していたことなどもあり、艇庫到着時には既に疲労感(及び達成感)があった。
尚、CG号は、整備の成果もあって運転しやすく助かった。

8時45分には鶴見川艇庫に到着。
艇庫は9時からの営業なので、受付はまだ開いておらず、先に3Fに上がって着替えさせて頂いた。
尚、感染防止対策が確りなされていて、着替えは会議室の広い部屋(窓は全開)で行い、着替え後に荷物を持ってロッカー室に入り、ロッカーに預けて直ぐに1Fに下りる形。

1Fに下りると受付が開いていた。
借艇の手続きを済ませると、鶴見川艇庫の管理をされている岡井さんが来てくれた。
体重重めの私に会う1X艇を教えて頂いた。
デルタ製規格艇のSS4号が丁度良いとの事で、SS4号を借艇。

早速、艇のリギング実施。
私は、リギング調整は丁寧にやらないと気が済まない性分なので、艇の整備に30分程度掛かった。(いつもこのくらいかかる)
艇の整備が終わったところで、次はオールのリギング調整。(普段、他の水域で漕ぐ時には、マイカーにマイオールを積んでゆくので、オールのリギングは不要)
岡井さんの話では、私が日頃使用しているオールと同じ長さに設定してあるという事だったが、計ってみると、全長は288cmと長く、またインボードは83cmと超短い設定になっていた。これでは真面に漕げないので、いつものオールのリギング、即ち、全長284.5cm、インボード86cmに調整し直した。
なんだかんだで、結局、45分掛かった。オールの調整までいれると、こんなもんだな。

さて、早速、岸蹴り。

鶴見川は垂直護岸なので、離着岸は船台を利用。
でもこの船台、ポンツーンの縁と水面のギャップが20cm近くあり、シングルスカルの離着岸は少々、難易度が高い。
艇を船台の端に浮かべ、艇を傾けずに乗り込める位置で岸蹴りした。

久々の乗艇でしたが、確りリギングしたので、気持ちよく漕げた。
ただ、このコロナ騒動で乗艇出来なかった2か月半の間に体重が2kgほど軽くなった。この結果、艇が少し浮いてハンドルが高く感じた。
次回、乗艇するときにはハイトを5mmほど下げようと思う。

乗艇の方は、いつも通り、アップでFinishやCatchの技術練習と短漕練習をしたのち、B1 UT漕を行った。
鶴見川は橋の橋脚通過の水路が狭く、また、カーブが少しキツイこともあり、舵手なしのシングルスカル乗艇は後ろを何度も振り返る必要がある。
しかし、今回借艇した艇には大きなバックミラーが両舷に装着されていて、後方の様子をミラーを介してみる事が出来た。

久しぶりの乗艇。
乗艇はERGOとは異なる疲れ方をするので、12km程漕ぐと脚や体感が疲れました。
バイクで1時間半近く運転してきて、その疲れもあったのかも知れない。

いずれにせよ、2か月半ぶりの乗艇練習を堪能できた。

次の乗艇は、6月7日(日)、三菱艇庫に行き、荒川でシングルスカル乗艇する予定。

以下、本日の乗艇の様子を撮影した写真や動画:

 先ずリギング。左の人は岡井さん。
 鶴見川の水上
 借艇したSS4号
 乗艇後、鶴見川をバックに自撮り
 鶴見川艇庫をバックに自撮り

<動画>Goproカメラを首から下げて撮影

20200603 鶴見川1X乗艇:岸蹴り&W UP
https://youtu.be/V4s_X_nn0o0

20200603 鶴見川1X乗艇:W Up & B1 Ut
https://youtu.be/Figy6C4UXLw

以上