Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

久々に雨の朝

oyajisculler2017-07-26

今朝は天気予報通り、雨が降った。
雨の降り方は梅雨が戻った様な感じ。気温は25℃近くあるので、雨が降っても寒さは感じなかった。
漕手にとっては暑さを感じないので、練習にはちょうど良い環境と言える。

先に4X:滔天が岸を蹴ったので、滔天のW.Upに伴走してコーチングした。
キャッチ角、フィニッシュ角を合せるという点に関して、未だクルー内で徹底出来ていない。
今後は、コーチに指摘されるだけでなく、動画を見たりしてオールの振り角を合せる調整を自ら行える様になろう。

その後はエイトに伴走してコーチング。
体重の重い漕手を集めたクルー(平均体重76.4kg)なので、これまでに比べるとドライブの力強さは改善してきている。
一方で、未だにクルー内でドライブの仕方、即ち、フォースカーブ(昔でいうストロークポイント)が合っていない。
従って、一人一人が各々勝手に頑張っている感があり、各々が頑張っている割には艇が思った様に進まない感がある。

一度、スライド台にエルゴを載せて、SR18及びレースレート(SR34辺り)でのフォースカーブを8名全員分チェックしてみようと思う。
現状ではフォースカーブの整合が良くないと推察する。
具体的には、8名の漕手が良くシンクロした漕ぎで安定したところで、イージーオールして漕ぎ止め、完全にストップする。(ここで動くとフォースカーブが崩れる)
モニターに最後の1本のフォースカーブが表示されているので、これを写真に撮る。
その場でPC等の画面にフォースカーブを表示し、フォースカーブが合っているかどうかをチェックする。
シンクロ出来ていない漕手がいれば、それをその場で指摘し、フォースカーブが合う様に努力して漕ぎ、安定したところで、イージーオールして、再びフォースカーブを写真に撮る。
これで改善が見られれば、乗艇でもフォースカーブが合う様に努力を継続する。

<補足>
アテネ五輪の後、ドイツの代表エイトクルーが、乗艇中のフォースカーブをリアルタイムでモニターして8名の漕手がシンクロする様に徹底コーチングした。
しかし、漕手は自分自身の漕ぎが出来なくなり、結局ドライブ出力が落ちて艇速が悪化し、その取り組みは失敗したとのこと。
従って、Forceカーブを合せる取り組みは、意識すれば簡単に改善出来る程度に留め、ゼロから組み直し的な取り組みに陥らない様に留意する必要あり。


M8+ 天寵 (C石田、S山本、7坂本、6阪本、5福間、4小川、3長谷川、2吉岡、B岡翔)

  • 6000m UT漕 x 2:Ave.1'53.7/500m, SR19.9, 2000mSS換算:7'00.3, η63.1%

今日のUTは、ドライブがシンクロ出来ず艇速が伸びなかった。明日、改善しよう。
https://youtu.be/TQE5D6aXF0o

M4X 滔天(S相原、3池崎、2清水、B池崎)

  • 6000m UT漕 x 2:Ave.1'56.7/500m, SR19.3, 2000mSS換算:7'11.2, η69.3%

結局、先週日曜日の初乗艇時が最も良い艇速が出せていた。
今後、シート配置に関しては、一旦、日曜日のH比谷整調に戻してパフォーマンスを再確認するべきと思われる。
https://youtu.be/QTr3iUAU79g

M2+ 月影(C和泉、S田中、B岡本)

  • 6000m UT漕 x 2:Ave.2'12.0/500m, SR18.9, 2000mSS換算:8'09.4, η74.9%

UTの艇速としては、M1X N田と同等の艇速が出せている。
今後の並漕練習は良い練習が出来そうだ。