Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

オールや艇の調整・整備:

1)Skinnyオールの捻じれに関して:
ジュニアエイトのオールをチェックしたところ、8本中5本(内、4本はS-side)が捻じれていた。スリーブを切削してブレード角度を0度に矯正。
同様に、対校のオールをチェックしたところ、Softオールが6本(内、4本はS-side)、Mediumオールが2本(B-side)捻じれていた。スリーブを切削し、0度に矯正た。
今回チェックした結果、Skinny Softオールは経年変化で、S-sideのブレード角度がマイナス方向(ブレードが切れ込む方向)に捻じ易い模様。また、Mediumオールは比較的経年変化しにくい模様。

2)上記の通り、ジュニアと淡青が使用しているSoftオールは、S-sideオールを全てブレードピッチをマイナス角度から0度に矯正したので、S-sideのオールは総体的に浮きやすくなっている。ジュニア、淡青のオールはブレード角度矯正前からフィニッシュハーフが浮く傾向にあったので、クラッチのブッシュ角度を4度でなく、3度に変えた方が良い。


3)淡青の重心下げ対策について:
淡青はダブルアクションシートが装着されており、通常のシングルアクションシート(ベアリングシート)より座面が1cm程度高い。今回の#2エイトは平均 体重が69kgと軽いので艇が浮いてバランスを取るのが難しい様に思われる。従って、バランスが不安定で漕ぎ難い場合は、安定性改善の対策として、、三四郎のシート(シングルアクション)と淡青のシートを入れ替えて重心下げの対策をしよう。(但し、三四郎のバウシートはレール幅が狭いので、淡青Bowには装着出来ない)

以上