ジュニアは昨日から艇を無限に乗り換えた。
乗り換えた狙いは以下の３点：
１）京大戦４連覇へ向けて、東大で所有するエイト艇の中で最も抵抗性能の良い”無限”号を使う。
２）瀬田川の２マイルレースは、途中に何度も厳しいカーブワークを行う必要があり、クイックに針路を曲げられる”無限”号が有利。
３）ＯＢより借用中のEmpacher艇”淡青”を対校エイトが使うことで、Filippi艇：”天寵”との性能を比較できる。この結果、対校チー
ムは、３種の艇（天寵、無限、淡青）を乗り比べる事が出来、９月のインカレには最も艇速の出る艇をチョイスする事ができる。（東大以外で最新型の艇を３種も所有するチームは他に無い）
昨日のポンドでのCAL補正ＴＴ(6000m)での感触は、以下の通り：
- 淡青より座面が低いため、重心が低く、淡青より安定性は良い。
- 水中抵抗が小さいので、加速性能が良い。
- クラッチが低く、オールと水面の為す角度が浅いため、少し傾いただけでブレードが水面を擦りやすい。
以上の通り、ジュニアクルーは無限への乗り換えを歓迎している模様。
今日の朝は、荒川で乗艇した。今朝は対校チームが不在なため、荒川での乗艇はジュニアクルーのみ。
そこで、瀬田川でのカーブワーク練習を目的として、荒川にブイを３個架設し、カーブワークの練習を兼ねた、3100mのＵＴ漕を行った。
事前にカーブワークの要領を説明しておいたこともあるが、コックス：石田のカーブワークはなかなか玄人並みの上手さがあった。
漕手個々人の漕技では、まだまだ改善すべき点が多々あるが、現時点での状況はまずまずよいと言って良い。
＜写真＞
6時10分。W.Up中のジュニアエイト：無限
6時44分。28km地点から下流に向け3100m漕スタート。
6時48分。
7時27分。2回目の2ﾏｲﾙｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ。戸田橋を越えて下流へ。
同上。
8時00分。揚艇後。艇の洗浄。
