Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

新人戦の総括:

以下、今回出漕したジュニアクルーに対する総括を記す。

1)ジュニアクルーは、新人戦に向けた乗艇トレーニングでのパフォーマンスを新人戦本番で出し切る事が出来た。例えば、ジュニアフォアは、大会前の乗艇練習で発揮した2000mSS換算タイムは、7'00"前後。今大会で出した6'58"は、練習通りの結果。
一方で、新人フォアが叩きだした6'56"は新人クルーとしては素晴らしい好タイム。伸び盛りであり、練習より良いパフォーマンスであった事は間違いない。

2)ジュニアクルーは練習以上の艇速は出せなかった。要するにレースでは練習の結果がそのまま出るということ。即ち、練習の質を上げないと勝てない。

3)この結果、ジュニアのフラッグシップであるM4+(木鶏)は準決落ち。今年の新人戦M4+は、優勝クルーのレベルは例年並み(6'50"を少し切ったレベル)だったが、準決勝進出レベルが例年より高かった。
シングルスカルのレベルが高いのは例年通りの事。(決勝、順位決定戦に出るには、少なくとも7'40"を切る必要あり)

4)ジュニアフォア(6'58")は7分切を達成したものの、漕歴6か月足らずで漕技未熟な東大新人フォア(6'56")に、予選、敗復のタイムで負けたのは、やはり、この1年間の取組レベル、質が不足していたという証。

5)ジュニアは、次に艇庫入りするときから新対校となる。今回の新人戦での結果を真摯に受け取り、この冬場に徹底的に練習して、春先には例年の東大対校を凌駕するレベルに達しよう。冬場の課題は陸トレで徹底的に”追い込み”、体・心肺を徹底的に鍛えよう。また、乗艇練習では漕技基本を身に付けるべく、漕ぎのパフォーマンスを改善しよう。

新年度はもうすでにスタートしている。

以上