Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝の付きフォア荒川乗艇

今朝は天気予報通り、よく晴れて、出艇前のポンドには満月が煌々と浮かんでいた。

5時過ぎの気温は2〜3度と言ったところか?
予定通り5時半頃に岸を蹴った。12月中旬のこの時期は、日が昇るのは6時半過ぎ。

荒川は河川敷の中には照明は無いが、戸田橋や笹目橋など橋の上の街頭や、板橋側の高層住宅の防犯灯があるので、夜間でも何とか水面や艇の姿を確認できる。そうは言ってもブレードワーク詳細まで見極めるのは少々難しい。
笹目橋を越えた6時頃からは薄っすら空が明るくなりブレードワークが見える様になる。
今朝は大潮満潮時刻で、気温が低いため、先々週の様に水面から上がった水蒸気で視界が遮られるかと思ったが、北西の風が吹いていたので水面付近の水温が下がると同時に水蒸気も拡散されて霧は殆ど無かった。
往路のアップとNF-UTは、柏葉が先に行ってしまったため、凌雲とSEI1を集中的に見る形となった。二艇とも、今週水曜日に見たときよりユニフォーミティーやバランスが改善している様に見えた。
 sei1のNF-UT。大曲上流付近(Bowのブレードが舞い上がっている)
冬場の気温は日の出直後辺りが一番冷え込む傾向にある。秋ヶ瀬に到着したのが6:25。ここでの水温は8.5度。この冬初めて水温が10℃を切った。
秋ヶ瀬で折り返してWF-UT。
 折り返し後の柏葉(WF-UT)
同上。(#Sはバック過大、逆に#2はもっと大きく漕ぐべし)
大曲の上流辺りで、三艇並走で6kmAT漕に入った。この辺りから戸田橋に至る荒川はS-side側に曲がって行くコースになっている。ゴールまでの航路行程で三艇を等しくするためには、スタート時の並びをゴールの戸田橋と平行にする必要がある。そこで、三艇はスタート時にインカーブ側のSEI1から1艇身先の真ん中に凌雲、更に1艇身先に最もアウト側の柏葉という並びとした。さて、スタート。
 スタートしてすぐの大曲カーブ。手前からSEI1, 凌雲、柏葉。
最初の大曲カーブを過ぎたところでスタート時のハンデをキャンセルし、三艇はほぼ横並び。SR26で三艇がほぼ同一艇速という素晴らしい並べとなった。
 外環自動車道を通過後の3艇。手前から柏葉、凌雲、SEI1.
 同上
 旧黒船台辺り。手前からSEI1、凌雲、柏葉。

 彩湖水門前辺りを通過する3艇。
 プレジャーボート係留所手前の3艇。
このままゴールまで横並びかと思ったが、笹目橋上流にあるプレジャーボート係留施設前に入るところで、水路が狭くなるが、ここで柏葉と凌雲がチャンバラとなって柏葉が一時漕ぎやめた。この間に漁夫の利を得たSEI1が前に出た。

チャンバラや笹目のアウトカーブの柏葉は劣後しかけたが、ここでよく追い上げ、三艇は再び1L差以内の好レースとなった。
最終的には、ラスト1000m辺りから真ん中の凌雲が艇速を上げ、トップに上がった。凌雲はこのクルーを組んでから初めて一番を取った。2番にT村が入り強化された結果と言える。
尚水温は以下の通り。秋ヶ瀬:8.5℃、外環自動車道道:11℃、岸蹴り場前:13℃。
揚艇後、河川敷に上がると水溜りに初氷が張り、クローバーには初霜が降りていた。
 水溜りに初氷
 クローバーには霜
 SEI1が揚艇。岸けり場は風が無く、日当たりが良くて暖かい。
 揚艇後、朝日を浴びて艇を陸送。