Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後乗艇で文系クルーが覚醒:

さて、午後は秋が瀬M字往復の22km。週末の乗艇は基本並漕にてハードに漕ぐトレーニングをしている。付きフォアを使って並漕するので、コックス2名の競漕・教育にもなる。
今回のメニューは以下の内容を実施:

  1. W.Up: 大曲まで
  2. パドル20本(SR30)のインターバルで秋が瀬まで。
  3. 追い越しパドル(SR18/SR30前後)で秋が瀬→大曲→秋が瀬
  4. 秋が瀬→笹目水門の6km漕(SR30)
  5. 岸けり場までC.D

さて、前述の文系バウペアの2名への面談指導の効果がどこまででるかに注目して見た。上記メニューの前半までは、ある程度文系のパフォーマンスが上がっている様に見えたが、理系との相対的な艇速差は依然としてあり、文系はBehindの状況に変わりは無かった。
丁度全メニュー中間の大曲折り返しで前述2名の内、一方より、おやじに向かって「僕は水中強く押せていますか?」との質問あり。その時点では目覚ましい変化は無かったので、「(そういう目では)見ていないので分からない」と返答。その後の秋が瀬までの追い越しパドルで当人を見ていると、これまでに無かった様なダイナミックな動きでキャッチからドライブを効かせようとする姿が見えた。すると、当該文系クルーの追い抜き時のレートや艇速が一気に改善し、理系と同等若しくはそれ以上になっていた。
秋が瀬の折り返しで、当人に「水中強く押せる様になったぞ」と褒めると、当人は「ヨシ!」とガッツポーズ。おやじは小声で「何だやれば出来るじゃないか」と喜び半分苦笑い。
最後は6kmTT本番準備の6km漕(SR30、秋が瀬鉄橋→笹目水門)を行った。文系クルーに勝ちを経験させたいと考え、文系を2L先行として、理系を後発とした。
さて、スタート。見ていると文系はSR30を超えるハイレートで序盤から飛ばしているのが見えた。一方の理系はSR29弱で低めに入った。1km過ぎ辺りで艇差が縮まるかと予想していたが、予想と正反対で文系クルーがドンドンリードを広げ、4L程度まで差が広がった。大曲のカーブでは100m近い差となり、この辺りで文系の逃げ切りが完成。後は更に差が広がり、ゴール時には200m程度の差となっていた。
ゴール後に文系クルーに「よくやった、やれば出来る!」と一声かけた。下の写真は午後乗艇中の写真。