Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午前はLBRCエイト:

来週の全日本マスターズレガッタにLBRCエイトがカテゴリーDで出漕するが、その事前練習あり。おやじはこのマスターズレガッタには参加しないが、人が足りないとの事で今日は代漕した。
朝から良く晴れて絶好のボート日和。メニューはいつもの通り秋が瀬M字往復の22km。最初のノーフェザーフィニッシュワークは腕漕ぎで少々バタバタしたが、往路の秋が瀬に着く頃には大分動きが合ってきてバランスも良くなった。
パドル短漕では、スピードが乗ってきたところで、バランスを少し崩してブレードで水面を擦り、乗ってきた艇速をロスする場面が見られた。
最後の秋が瀬から戸田橋へ向かうライトパドルでは、概ね動きがあってきた。
大曲から笹目方向に向けて1000mレースシミュレーションを行ったが、静止スタートからハイピッチに入った辺りで、#7のクラッチ軸(ピン)が根本から折れて漕げなくなってしまった。そこからは止む無くセブンワークで戸田橋まで戻った。
現役時代も含めてセブンで延々と漕ぐというのは殆ど経験がないが、それほどお崩れもなく、何とか漕げるものだというのが分かった。
揚艇後に折れたピンの破断面を観察したところ、肉眼で見て分かる「ビーチマーク」がハッキリ見えた。

  • ビーチマークとは金属疲労で亀裂が徐々に進行する際に、破断面が海岸線の浪打際(ビーチ)の様な扇状の模様で痕跡が残ることを言う。


要するに、大分前から既に亀裂が入って徐々に進行していたという事だ。この艇は1995年製で、今年で満17年。ピンが疲労破断しても何ら不思議ではない。