Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

ブレード塗装:

昼食後に、70歳代クルーが使用しているオールのブレード塗装を実施。古いオールでC57-80Dの色で塗られているブレード塗膜が痛んでいるので、この際、LBRCの色であるC42-80Dで塗りなおす事になった。70歳代クルーから4名加勢頂き、おやじも含めて5名で作業実施。作業内容は以下の通り:

  1. 塗装前の下地処理:サンドペーパーやワイヤーブラシを使って、ブレード塗装面の古く傷んだ塗膜の研掃作業を実施。(下地処理無しで塗料を上塗りすると、折角塗った塗膜がペロンと剥がれる事がある)
  2. シャフトネック部のマスキング他:ブレード表面に付着した研掃カスをふき取り、シャフトのネック部に塗料が付着せぬようにマスキングテープと新聞紙でマスキング。
  3. 塗料準備:長く保管している間に溶剤が蒸発して、塗料の硬くなって塗りにくくなっていたので、ペイント薄め液を入れて粘度を調整しながら、良く攪拌した。(攪拌しないと色が斑になる)
  4. 刷毛で2度塗り:オールをナックル馬の上に載せ、1本ずつブレードを塗装。折角塗るので1回で厚塗りするのではなく、2回に分けて塗る事にした。2度塗りするので、1回目の塗膜をあまり厚く塗らない様に留意しながら塗った。2回目も同様に塗装。70歳代の2名の方が、是非塗ってみたいとの事で、各々1枚ずつ1回目の塗装をして頂いた。しかし、素人さんが塗るとどうしても厚塗りになり、塗料が垂れてしまった。2回目の塗装はすべておやじが実施。その際、可能な範囲で塗料のダマを消すようにした。

概ね、綺麗に塗装できたので、次回の乗艇では気持ちよく漕いで頂けるだろう。
以上