Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

2010-01-31から1日間の記事一覧

ストレッチャーのBefore & After:

下の資料は今回のストレッチャー修理・整備作業のBefore & After。 今日は自宅で作業したので家族がおやじの仕事を見ていたが、長男がボソッと一言: 「なんか木工で丁寧に作っているけど、今どき、そういうのはプラスチック製で出来あいのがあるんじゃないの…

ストレッチャー金具の取り付け・仕上げ:

塗装が出来上がったので、元ついていた金具(アングルプレートやShoe-Plate固定用ボルト)を取り付け。また、右足側の踵紐取付用の紐が切れていたので併せて修理し、両足共踵紐を取り付けた。踵はだいたい7〜8cm挙げたところで止まる様にしておけば良いと思…

ニス塗り;

木製のボードは水を吸って腐りやすいので、塗装が必要。ニスは下の写真の通り、油性と水性の2種類あり。塗膜の強度は油性の方が良いが、塗った後の刷毛洗いが面倒なので、今回は後処理が簡単な水性ニスを使用した。 下の写真はニスを1回塗った後。水性塗料は…

カットした切断面はグラインダー掛け;

切断面はガサガサしていて水を吸収しやすいので、塗装前の下地処理をする事が肝要。簡易型の木工用やすりを使えば容易にグラインダー掛けをすることが出来る。下の写真はグラインダー掛けをしたボード。

ボードの耳部分をカット;

Rowing中に荷重のかからないボードの耳の部分は無用なので、切り落とすべき部分にマーキングをし、ノコギリでカットした。下の写真はカットした部分をジグソーパズルのように並べたところ。Shoe-Plateの上にはみ出ていた部分や踵両サイドの頬の部分を主にカ…

Shoe-Plate固定ボルトの明け直し:

Shoe-PlateがS-side側に傾いて取り付けられているため、ストレッチャー下部の固定金具部に右足の踵が当っている。Shoe-Plate固定ボルト穴を新たに開け直し、Shoe-plateがキールに対して正立する様にした。穴を微妙にずらすのは難しいので1穴分低い位置に穴…

ストレッチャーの現状をチェック;

先ず、作業に入る前にボードの現状(下の写真)をよく観察し、何処をどう直すべきかを考える。

ストレッチャーの修理・整備作業

今日はVirtu号#4番のストレッチャーを、自宅で修理・整備した。以下、手順を追って作業内容を記す。