Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

クラブ内での個人艇譲渡成立

oyajisculler2011-02-07

先週、LBRCメンバーで個人艇をT大艇庫に保管している方(Aさん)が、今後自艇を利用する予定が無く、クラブ内で他の方に譲渡(売却)したいと申し出があった。先週金曜日にAさんに上記意向を再確認し、クラブ内メンバー及びT大漕艇部に対し、当該艇及びオールなどの付属品の希望価格(おやじの査定額≒当該品の中古市場価格レベル)、及び、競売最低価格(希望価格の8掛け程度)を示し、1週間後の競売会の案内を発信した。その際に、「希望価格で買い取りを申し出頂いた場合は、競売会の前に売却する」ことを付記した。
メールを発信した後、週末の二日を挟んだ。週明けの本日、メールを開くとあるメンバー(Bさん)から、「艇とオールなどの付属品を希望価格で買い取る」と連絡が入った。一応、こういうこともあろうかと希望的予測で入れた上記の一文の付記であったが、これは嬉しい一報だった。
実は昨年末のHoAレースで、今回買い取ると申し出たBさんが、当該艇を借りて出漕して大変気に入っていたという経緯がある。(下の写真)

当時は先行き買い取ることになる等という事は予想していなかったと思うが、正に偶然だ。言ってみれば事前に当該艇の試乗を終えて評価済みであった。という事で、当該艇は、Bさんに売却することで譲渡成立。競売会は当然、中止とした。
尚、Bさんは、当該艇をM菱艇庫へ移動し、そちらで保管するとのこと。M菱艇庫にはそれまで使っていたY社製の古い1X艇とオールがあり、そっちは最早使用しないので処分したいとの事。(下の写真の艇)

保管料を払わずに艇庫に延々と置いておく訳には行かない。そこで直ぐに引き取ってくれそうなおやじの知人に電話で引き取りを打診したところ、「是非欲しいとの一発」回答。ということでY社艇は箱根を超えて、おやじの知人の所へ嫁入りすることになった。
今回は、非常に短期間で、また、売り手・買い手共に満足頂ける好条件での譲渡が成立し、仲を取り持ったおやじとしては良い仕事が出来たと満足している。今後も同様の譲渡の機会があれば、今回の事例を成功例として上手く取り持って行きたい。こういう事がクラブ運営の知恵だと思う。
さて、LBRC内の会則として個人艇保管規則を定めている。今回の譲渡に関しては、この規則に準拠して差配したもの。参考までに個人艇保管規則作成の経緯とその一端を紹介する。