今日は週1回の平日夜間乗艇。会社を定時で飛び出し品川駅に向かうと、小雨が降っていた。気温も10℃を切っていて寒いし、一瞬、自宅でのエルゴに切り替えようかと思った。しかし、戸田は降っていないかも知れないと思い直し、予定通り戸田へ向かった。
戸田に着くと、雨は殆ど降っておらず、風も穏やかで、なかなか良いコンディション。
全三菱レガッタで、ナックルフォアを全力で漕いだ際に腰を少し痛めたようで、少しだけ腰に違和感あり。瀬田のヘッドレースに出たばかりであり、今日の夜間乗艇は少し負荷を落とし、テクニックに重点を置いた低レートＵＴを行う事にした。レートは20未満とし、1本1本の水中はMax.で押し、DPSを稼ぎながら、18kmを1時間30分以内で漕ぐ事を狙った。
テクニカル面でフォーカスした点は以下の通り：
- フィニッシュでのブレード離水を左右同時とし、クリーンに離水する。（川流れさんにご指摘頂いた点）
- フォワード中に、ブレードで水面を擦らない様にバランスをキープする。
- キャッチで、ブレードが戻らない様に素早くブレードをエントリーする。
- 水中をフルパワーで押し、心拍数を高めにキープする。
今日は北西の風が吹いており、風浪が少し出て、水面がややチャプチャプしていたが、バランスキープに留意しながら漕いだ結果、余り水面の波に影響される事なく、気持ちよく漕ぐ事が出来た。欲を言えば、キャッチでもう少し前に出てレンジを伸ばしたい。今日は防寒対策でロングタイツを履いて漕いだが、タイツを履くと膝周りがやや圧迫され、前に出にくい様な気がする。やはりタイツではなく、膝がフリーになるハイソックスの方が良さそうだ。
さて、タイムの方は1時間28分56秒で、SR20未満の低レートで、初めて？1時間30分を切る事が出来た。フォワードで艇が良く走ったという事だろう。おやじも少しずつ技量が改善しているという事かな？おーヨシヨシ！
最近、知り合いのボート仲間から、「以前に比べて、スカルの漕ぎが上手くなったな。良くリラックスして漕いでいる」とお褒めの言葉を頂く事が多い。おやじ本人はバランス安定性や無駄な力が抜けて気持ちよく漕げるようになってきた実感はあるが、外から見て分かる程の差か？と思ったりする。また、タイムを見てもそれほどドラスティックに改善している訳ではないので、褒めて貰っても、お世辞じゃないか？と少し疑ったりする。しかし、岡目八目という言葉の通り、第3者の客観的なご意見の方が正しいので、お褒めの言葉は素直に受け入れようと思う。そして更に精進して、マスターズ漕手の達人の域に少しでも近づこうと思う。（なかなか届かないが、年齢ハンデ控除後のネットタイムでＡ達さんや、Ｔ中さんに追いつける様になりたい）
