Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

1X遠漕メニュー:36km

oyajisculler2009-02-11

1月末に30km漕を実施したが、今日は距離をもう少し延ばして秋ケ瀬2往復に相当する36km漕を実施した。(1500mコースの12往復)
1Xの1出艇で36kmを漕ぐのは人生で初体験。ということで、今日のフォーカスは36kmを気持ちよく・安全に漕ぎ切ること。
今日は冬の曇天。日差しがないので気温が上がらず、漕ぎだしの頃は気温5℃程度。でも幸い風が北の横風で乗艇には支障なし。
10時半頃に漕ぎだすと、右上の写真の通り、ポンドはイモ洗い状態。まあ1X,2X等の小艇主体なので混雑していても曳き波の影響はそれほどでもない。波で少々艇が揺られる中、体幹レーニングと考えて淡々と漕ぐ。レートは19.5〜20、艇速は2'30"/500m程度でユッタリしたペース。36km、予想時間は3時間+α。1人で漕ぐと飽きてしまう長時間だが、混雑した戸田コースは、他のクルーを観察したり、色々変化があって飽きない。同程度の艇速のクルーが横に並ぶと自ずと水中が強くなるので逆に良い刺激になる。4周漕ぎ終え11時半頃になると、社会人クルーや大学生クルーが昼食のために揚がり始めた。この辺りからは水面のコンディションも大分良くなり、夜間乗艇と同じようなGood Condition。すると60歳以上の長老エイトクルーがポンドの空く時間を狙って出艇してきた。エイトといっても2クルーだけであり、特段の問題なし。
8周を終え12時半頃になると、ポンドに浮かんでいるクルーは2、3艇という状況。2時間前のイモ洗い状態が嘘の様に鏡の様に静まった水面の上を気持ちよく漕ぐ事が出来た。30kmを過ぎると流石に疲労感あり。最早、低レートで1本1本の力で加速するエネルギーは残っておらず、レートを21,22まで上げて手数で漕ぐ様にした。すると艇速が2'25"/500m辺りまでスムーズに上がった。やはり艇速・効率を考えるとレートを上げた方が良い様だ。この辺りは漕技トレーニング、水中強度と艇速アップ即効性のレートアップのバランスを考えながら乗艇メニューを考える必要がある。
ラスト250mはいつもの通り、ラストスパートを入れて36km漕終了。(ラストの瞬間艇速は、SR38〜39,1'54"/500m)