Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

OB2マイルレース;

出艇前にレース戦術を確認するためのMTGを実施。相手は超若手、恐らくスタートから飛ばしてくるであろう、一方、我々は20.7秒(5艇身)という大きなHCPを持っている。ということでスタート直後は相手を気にせず自クルーの漕ぎに集中し、リズムを組み立てることを最優先することを確認して出艇。

さて、本番レーススタート。予期した通り、京大OBはスタートからかっ飛ばしてきた。でもそれは無視して自クルーの漕ぎに集中。唐橋を過ぎるあたりでコンスタントのリズムが安定、SR33程度。京大艇庫前付近(1000m付近)での艇差が約2艇身とのCOX情報。当初の目論見では1艇身程度の艇差を予定していたが、序盤でかなりの艇差をつけられた。しかし、我がクルーの漕ぎ、リズムは好調で、相手の飛ばし過ぎであることが容易に推察された。


新幹線橋を超え、石山寺横の長いカーブに入る。ここは我々はアウトカーブ側となるので厳しいところ。しかし、相手の勢いがピタリと止まり、2艇身の艇差がそれ以上開かないとのCOX実況。しかも先行する京大OBクルーは、何とアウトカーブの我々の前を、ワザワザ遠回りしてレーン侵害している模様。これは勝機ありと判断。
石山カーブを過ぎ、京滋バイパス手前は、今度は我がクルー有利のカーブ。ここで一気に1艇身以内まで差を詰めた。ラスト400mの直線では両クルーデッドヒートの状態に持ち込む。HCPを勘案すると、この状況で我々の勝利は略確定。後はガチンコで1着ゴール出来るかどうかの勝負。さすがに相手の若手クルーも1着ゴールインだけは死守しようともがいた模様。結局カンバス差でゴールに雪崩れ込んだ。ゴールと同時にHCP込みでの勝利は確定。クルー全員で雄たけびを挙げた。H16年、H18年と過去2連敗を喫した瀬田川での2マイルレースだが、3度目にして漸く勝つことが出来た。今日は順風・順流という好コンディションに恵まれ、タイムは10分14秒とOB2マイルレースとしては過去最高のタイムが出た。年齢HCP:20.7秒を控除したネトタイムは9分53秒で現役対校エイトの生タイムと同じ記録だった。おーヨシヨシ。次回はネットタイムで現役を超えるレベルを目指そうと思う。