VPPへの入力値や種々のパラメーターを変更することで、艇速や機械的効率の変化を調べ、どのパラメーターが大きく影響するのか、また、どのように変化させれば艇速の向上につながるのかを評価する。以下、本論分で変化させたパラメーターを記す。
- A) オールシャフトの剛性(硬さ)
- B) ブレードの面積
- C) オールの長さ比(全長固定で梃子比を変化)
- D) オールのアウトボード長(インボードを固定し、アウトボードを変化)
- E) オールの振り角(レンジ)
- F) ハンドルの引き方(ストロークポイントの変化)
- G) ハンドルを引く力
- H) ストローク中の漕手の重心移動(ボディースウィングのタイミング)
- I) フォワード中の漕手の重心加速度(フォワードの出し方)
- J) ブレードに加わる流体力係数の変化
本日は、上記パラメーターのA)〜E)について解説する。