Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

A)オールシャフトの剛性:

オールシャフトの剛性(硬さ)をOriginalに対して±10%変化させたが、シミュレーションの結果、艇速や効率はOriginalと殆ど変化が無かったとのことである。
おやじの考えでは、ストローク中に滑らかな推進力を得る為には、ある程度シャフトの撓りが必要であるが、力の強い漕手がソフトなシャフトを使うと、キャッチハーフでのレンジが、シャフトの撓りで吸収されてしまい、キャッチハーフでのパワーがロスしてしまうこと、また、フィニッシュ時に撓りが戻るまでフィニッシュ姿勢で待たねばならないので、高いレートをキープすることが出来ない弊害が出ると考える。従って、レースで使用するオールは、違和感が無い限り、硬めのシャフトのオールを使う方が良いと考える。