Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

今回の教訓:

今回は予選は全力出し切らなかったとは言え、低いレートでは全くタイムが出なかった。
一方、今日の決勝レースは、逆風の中、ライバルに確りした艇差を付けて勝つことが出来た。

という事で、今回の大会での教訓を箇条書きする。

  1. 遠征レースの場合、現地で力を出しきるには、現地での調整がそれなりに必要:今回は金曜日到着、土曜日の予選はNG。三日目の決勝は確り漕げた。
  2. レースではレートも重要:日頃の練習では低レートで1本1本の力・ブレードワークを改善するが、レースではレートを高く保つ事も必要。
  3. ドライブのメインは脚と腰:低レートUTでは腕も意識して使うが、レースレートで腕を意識しすぎると上体に力みが出る。あくまでメインは脚と腰であることを意識し、上体はリラックスして高めのレートで漕ぎ続ける。
  4. スタートが速いことは、勝つための強み。スタート直後に相手の背中が見えれば中盤で相手の背中を見ながら漕ぐ事が出来る。
  5. 日頃から順風、逆風、ラフコンなど、さまざまなコンディションで練習する必要あり。今回のレースも風下となったスタート地点はそれなりに水面が荒れてチャプチャプしていたが、ラフな水面でスタート練習する経験があったので、慌てず漕げた。
  6. 静止スタートは、テクニックを要する:私は毎回の乗艇練習のW.Upの中に静止スタート練習(5本+10本)を入れている。さほどスタートが速いとは思わないが、今回のレースでは5+10本で2位以下に水を空けることが出来た。
  7. レースで勝つためには、勝つための戦略・戦術を予め、考えておく必要あり。それを本番で目論見通り実践すれば、自ずと結果はついてくる。

<写真>
 9時25分。レース後、愛艇のGoten号と。
 9時36分。表彰式。
 50歳以上のレース結果
 40歳以上のレース結果
 60歳以上のレース結果

 50歳以上シングルスカルの優勝カップ。優勝者の刻印銘板が張り付けられているが、2011年の私の優勝が他の方に誤植されていた!ガッカリ!!!(訂正する様、日ボに要請中!)
 表彰状・金メダル・優勝カップの3点セットと勝利の美酒。

以上