Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

富田浜入江でシングルスカル乗艇

f:id:oyajisculler:20181202215655j:plain
今日は宮崎での3日目。
全国マシンローイングの宮崎県大会の日であり、宮崎のボート関係者は皆エルゴ大会へ行っており、富田浜入江のコースにはローイングボート艇は誰もいない日。

12時の飛行機に間に合う様に、朝、早起きして宮阪さん宅を出た。
九州なので、朝6時は星空が輝いていた。
6時40分頃に艇庫に到着。

今日は富田浜の近くにある新田原基地航空祭が開催される日。
富田浜公園の駐車場も、この航空祭の臨時駐車場として使用されており、艇庫に到着した時には既に駐車場に多くの見学者の乗用車が駐車していた。

先ずは、今日使用するシングルスカルを馬に置き、リギング調整。
少し漕ぐだけなのだが、やはり気持ちよく漕ぎたいので、いつものリギング値になるように、30分程度で手早く作業した。
幸い、ワークハイトはリガーを取り外さずにもハイトワッシャーの調整だけで出来た。

オールは昨日、女子クォード乗艇したオールをそのまま使用。

7時10分頃に、シングルスカルを漕ぎ出す準備が出来た。この頃にはすっかり空が明るくなった。

早速、艇を浮かべて富田浜入江に漕ぎ出した。
今朝は風が穏やかで水面はフラット。非常に漕ぎやすかった。
少し曇っていたが、靄は掛かっておらず、遠くの目標物が良く見えた。
昨日、4+、2X、4X+と合計14kmほど漕いだが、不慣れな水域なので、100mほど漕いでは後ろを振り返って安全確認した。
今朝は干潮時刻なので、入り江内の水位が下がり、浅瀬が広がっていた。
昨日の乗艇で流木(沈下木)や杭などのハザードがある事は分かっていたので、注意深く進んだ。
2.5kmほど漕ぐと、入り江の湾口に到着。
湾口付近も浅瀬が広がっていた。
入江側はウネリが全くなく、湾口に安全に出られるかと思い、湾口から一ツ瀬川の本流に少しだけ出てみた。すると海側(河口側)から海のウネリが来て小さなシングルスカルは軽々と煽られた。
私は海のウネリには不慣れなので、横からウネリで煽られるとヒヤヒヤした。
注意深くショートレンジで少しずつ艇を反転させて入江内に戻った。

折り返して艇庫方向へ戻ると、海側の岸から”氏家さんもっとこっちで漕いで!”と聞き覚えのある声。富田浜の主:児玉さんだった。児玉さんは元航空自衛隊パイロット。
岸から児玉さんに入江内のコース取りを指南頂き、岸蹴り場前まで戻った。
まだ、時間に余裕があったので、再び折り返し、1000mコースのスタート付近まで漕いで行き、折り返した。
今朝の富田浜入江で8kmの乗艇を楽しみ、揚艇。
富田浜の水域を堪能できた。

 7時12分。艇を水に浮かべる。潮が引いていてかなり浅かった。
 7時15分。岸を蹴って漕ぎ始めたところ。
 7時21分。艇庫前から1000m程漕いだところ(1000mコースの300m地点辺り)にある西側の岸よりの浅瀬。流木や杭などがあり、少々危ない。
 7時32分。富田浜入江の湾口近く。岸を蹴って2.5km漕いだところ。
 湾口付近はテトラポッドの護岸になっており、その近くは遠浅の浅瀬になっている。今日は干潮時刻でテトラポッドまで30mのところで水深は30cm無かった。
 ここが入り江の湾口。
 7時35分。試しに湾口から一ツ瀬川の本流へ出てみた。入江の湾口から出た瞬間、海からのウネリがあり、ウネリに不慣れな私はヒヤヒヤした。写真の奥に見えるのが一ツ瀬川の下流にある河口。
 一ツ瀬川の上流側を見る。水の色は青く海そのもの。
 7時37分。ウネリが怖いので直ぐに湾口から入り江に戻った。

 7時44分。湾口から戻り、艇庫方向へ漕いでいると、東側の岸から”氏家さんもっとこっちで漕いで!”と聞き覚えのある声。富田浜の主:児玉さんだった。
 岸から入江の中でのコース取りを指南する児玉さん。
 8時03分。2往復目は1000mコースのスタート付近で折り返し。1000mコースのスタート付近から入り江の奥のゴール方向を見たところ。
 コースのスタート付近より少し湾口側に浅瀬=くびれがある。

艇を揚げて、水洗いした後、納艇。

今日は新田原基地航空祭という事で、富田浜の上空には多くのジェット戦闘機が編隊飛行で低空を飛び交っていた。
航空祭には行かなかったが、富田浜で十分に飛行機を見させて頂いた。

 8時59分。JR九州日向新富駅。昔懐かしい切符売りの窓口で宮崎空港までの切符を購入。
 駅舎の脇には、昔懐かしいT-33Aジェット練習機が置かれていた。
駅に設置されている新富町の観光案内用の看板。センターにナックルフォアの絵が描かれている。ボートの町だ。
 宮崎空港行きの列車。

以上