日本代表クルー選考のシングルスカル2000ｍレース観戦：

3月下旬という事で水温はいまだ低いので、艇速は出にくい環境ながら、選考レースに出漕した選手はなかなか良いタイムを出していた。
日本のスカラーのレベルが上がっているということだろう。
見ていて、スカル漕ぎのテクニックとして最も私が考える理想形に近い形で漕ぎ、感心させられたのは、トヨタ紡織のI田選手。
身長173cm程度と小柄な体だが、脚の短さを強靭な体幹の強さによるボディースイング及び最後に腕引きで、1本1本確りと艇を加速していた。
フィニッシュでは両肘を横に張り、体の前でハンドルをタップダウンしながら手首を使わずフィンガーターンでフェザーをする高等テクニックがキッチリ出来ていた。
池田選手の乗艇動画を頂いて徹底的に分析し、スカラー指導のお手本にしたい。
　9時06分。LW1X SF-A トップはM治大学：T田選手。
　9時14分。LW1X SF-B トップはM治大学：T島選手。T島選手の漕ぎも非常に良かった。