3月に入り、荒川の水温が上がってきたころ、早朝の荒川で、岸蹴りする際に選手が”なんだこれ、気持ち悪い”と騒いでいた。
何かいるのかと思い岸辺の水面を見ると、ゴカイが岸けり場でニョロニョロしていた。
夜間に釣り人が餌のゴカイを捨てて行ったのかと思った。
しかし今日の午後乗艇後、荒川の岸けり場に釣り人がいるので、”何が釣れるのですか?”と聞くと、この時期、日没後の大潮の満潮から下げ潮になる時間帯に、川底に棲んでいるゴカイが産卵の為に水面に浮いてくる。(これを釣り用語で”バチ抜け”というらしい。)このバチ抜けのゴカイを狙ってシーバス(スズキ)が東京湾から荒川に上ってくるという。このシーバスを釣るために来たとのこと。
以上の通り、毎年、2月、3月の大潮満潮から下げ潮の時間帯、特に未明の早朝時間帯に岸けり場にゴカイがうようよしているのは、バチ抜けであることが分かった。
以下、バチ抜けに関する動画(参考まで)
https://www.youtube.com/watch?v=RwcpLSPrQ9Q&feature=share
以上