天気予報外れ、好コンディション

oyajisculler2017-02-23

昨日の晩時点での、翌朝の天候は南南西の風３〜４ｍ、雨天、下げ潮。という事で今朝は強めの風と流れが喧嘩し、水面は荒れ、且つ雨という事で酷いコンディションを予想した。
しかし、荒川に出してみると空の雲は薄く雨が降りそうな気配なし。また、風は穏やかで風向もいつもの通り北北西だった。

ということで、今朝は昨日より良いコンディションだった。事前の天気予報が前述の通りだったこともあり、今朝は荒川に出す他の大学は全くなく、東大が荒川を独占して使用できた。
水温は、秋が瀬鉄橋下流11℃（何故か上流なのに水温が高い？？）、大曲9℃、リバステ前：13℃（この冬一番の高水温）

以上の通り、笹目下流は水温が高かったため、小艇組みは良い艇速が出せていた。

エイトはいつもの通り秋が瀬往復。6km(SR20）ｘ　2本。
先週あたりからシツコク指導してきたキャッチの精度に関しては、まずまず改善してきた。S-sideは返しの高さやスクウェアリングのタイミングなどもまあまあ揃っているが、B-sideは不揃い。

6km漕の1本目はいつもの通り、大曲から戸田橋への下り。下げ潮が速かったので大曲の少し上から入りたかったが、2杯を横並びさせる間にするすると流され、結局大曲の赤白看板前からのスタートとなった。

序盤に少しだけ天寵が前に出た。これを淡青が追う形。追う淡青はレートが0.5枚ほど高めだった。
両クルーのパフォーマンスはほぼ拮抗、乃至は、淡青の方がやや良いと思うが、並べると実際には天寵の方がやや艇速が良い。特に6km漕の2本目、即ち、疲労がある程度出た状況では天寵が淡青に大きく水を明けてリードする。
昨年度も天寵、淡青、無限の3艇を使って艇の乗り比べを行ったが、やはり抵抗性能は、天寵＞淡青である事は間違いない様だ。
船尾の真後ろに付いて両艇お曳波や水面の泡の状況を観察したが、やはり天寵の方が曳波や泡が小さかった。また、真横について、舳周りの水の流れを見ても天寵の方がスムーズに水が流れいかにも抵抗が少ない様に見えた。（サイクスの無限は天寵より更に抵抗性能が良好）

　　淡青の船尾の水面。船首から出る白い泡の筋がハッキリ見える。
　　天寵の船尾の水面。選手から出る白い泡は弱く、殆ど無い。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/oyajisculler/20170223/20170223070841_original.jpg　天寵の船首周りの水の流れ。水面の盛り上がりなどなく、スムーズ。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/oyajisculler/20170223/20170223070940_original.jpg?1487830525　淡青の船首周りの水の流れ。2番シート当りからはっきりした曳波が出ている。

今年度、東商戦対校エイトは、平均体重が76kg以上になる事が予想されるので、今年の東商戦対校エイトの使用艇は、天寵とする予定。
オープンエイトは、平均体重が70kg未満で軽量なので、無限を使用するのが良い。但し、無限は幅が狭く乗りこなすのが難しいので、バランス不安定でバタバタの場合は、淡青か三四郎を使用することになろう。

6km漕1本目は、僅差だが、天寵が勝ち。2本目は大きく水を明けて天寵が淡青に勝った。どうも淡青は2本目に弱い。

＜写真＞
　6時48分。秋が瀬で折返し後、大曲に向けてＵＴ中の淡青。
　6時48分。カルガモの親子。
　6時58分。大曲からの6km漕1本目。
　7時00分。1本目の序盤。アウトカーブ側の天寵がリード。
　7時04分。
　7時29分。新田（誉）と２Ｘの並べ。
　7時33分。2本目の往路。天寵。
　7時33分。2本目の往路。淡青。
　7時44分。2本目の復路。天寵が差を広げつつある。
　7時46分。2艇の差が徐々に広がる。
　8時07分。揚艇。

M8+ 天寵
6km漕（SR20)は、2本共に天寵が勝ち。特に2本目は昨日同様大きな差がついた。

6km漕 x 2: Ave.1'46.3/500m, SR20.9, 2000mSS換算6'33.6, η85.6%

https://www.youtube.com/watch?v=rbIoRXrYVjU
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=VrJY8-8avNo

M8+ 淡青
6km漕（SR20)は、2本共に淡青の負け。特に2本目は昨日同様大きな差がついた。

6km漕 x 2: Ave.1'48.1/500m, SR21.4, 2000mSS換算6'39.8, η83.0%

https://www.youtube.com/watch?v=nSFCdD92zO0
https://www.youtube.com/watch?edit=vd&v=jrEsD4UE0Rs

M1X N田（誉）
新田は今日から誉を使用。誉に戻して艇の重さが増えたが、艇速は昨日より若干改善。魁の方が軽く硬いリガーが付いていて艇速が上がる筈だが。
どうもN田には誉のリギングの方が良い模様。今一度、誉のリギングをチェックし直そう。
6km漕の２Ｘとの並漕は、隼がレートを下げた結果、良く拮抗していた。