Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

京大戦遠征準備(シート整備):

7月3日、瀬田川で行われる京大との対校戦。今年のジュニアクルーは、カーブワークに強く、抵抗性能の良い”無限”を使用する。
無限はH22年に購入した艇で、今年で7年目。主にレース艇として使用しているので、船体に経たりは無いが、消耗パーツであるレールや、シートのコロはそろそろ交換時期になってきた。
特にシートはSykes製の特殊な設計となっており、下部のシャシーと、カーボン製座面の間に12mm厚のプラスチック製シートパッドを挟んで、高さ調整している。(女子クルーなど、軽い体重のクルーはこの高さ調整用パッドの厚みを薄くし、座面を低くして対応する模様)
このパッドは座面とシャシーの間に挟み込んで、木ねじで固定しているが、過去、H23, H24年頃のジュニアが無限をレース艇として使用していた頃に、良く整備せずに使った結果、木ネジが緩んでパッドと共に幾つか無くしてしまった模様。その後、私がコーチになってからは定期的に整備、増し締めしており、木ネジやパッドを喪失するトラブルは発生していない。一方で、同じようなトラブルを遠征中に発生する可能性はゼロでは無いので、12mm厚さの木製パッドを予め自作しておくこととした。
今日は、下の写真に示す通り、12mm厚さの角材と、精密切断加工用の鋸、防水塗装用のニスと刷毛、そして25mm及び30mm長さの木ねじを購入した。

また、全てのシートを外して上記木ねじの締め付け確認、そして傷んだ頃は廃棄し、交換した。
また、7番のレールはレール面が歪んで波打っていたので新品と交換した。

<写真>
無限のシートハイト調整用12mm厚のパッド自作。(12mm厚さの角材を用いて12mm厚さの木製パッドを自作。)
 角材に鉛筆で罫書きし、先ずドリルでセンターに穴あけし、その後、鋸で切断。
 サンドペーパーで12mm厚さに調整。その後、防水目的でニス塗り。
 ニス塗り後の木製シートパッド。

来週は、遠征時に持参する工具や関連用品の荷造りを行う予定。

以上