Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

早朝並漕練習

土曜日ということで、荒川には多くの大学チームが出艇してくることが予想される。これまでの経験では、日体大が6時頃岸蹴り、早稲田・慶応が7時半頃に岸蹴り。その他の大学が7時頃に出てくる。
2400m x 5のメニューは、笹目水門付近の28km看板〜岸蹴り場スロープ間で行うので出来れば他校のモーター曳き波を被りたくない。また、8時を過ぎるとウェイクボードのモーターが出てくるので、全てのメニューを8時前に終える必要あり。ということで、今回も5時30分に岸を蹴った。
6時10分を最初のスタート(28km地点より戸田橋方向へ向けて)と予定したが、V4+が6分ほど集合に遅れたので6時16分に最初のスタートとなった。上記のタイム差で順次スタート。
コーチング及び撮影・警戒のため、モーターを2艇出した。
伴走コーチ艇:曳き波が小さく燃費の良いゴムボート2号にヘッドコーチ(氏家)がコーチ兼操船手。ビデオ撮影:ジュニアコーチ(大平)
定点観測艇:今回の水路は緩いS字カーブとなっている。逆コースへの侵入防止の安全策として中大裏手とジャパネナジービル前の2点にセンターブイを設置する。このブイ設置と定点撮影及び警戒艇としてビッグモーターを出した。操船:マネ、撮影及びコーチン
1本目はV8+が1800m付近でV4+を抜いた。V4+は今回、代漕者が乗ったこともあり、目標効率に5%ほど未達で91%程度だった。
また、2200m付近でジュニアエイトと並び、ラストは水を明けて1着となった。
尚、3艇の航路を見たところ、V4+は本来、東京サイド寄りを進むべきところ、川のセンター付近まで寄ってしまい、V4+の左を通るJr8+がV4+との横間隔を広く取りすぎて川のセンター付近で航行。おまけにかなり酷い蛇行をしていた。V8+は概ね真っ直ぐ進んでいた。

1本目で、V4+が早々に抜かれた結果を踏まえ、2本目は、V4+と後続のタイム差を広げることとした。2本目・3本目で調整し、3本目以降は、Jr8+は35秒後にスタート。V8+は1分15秒後のスタートとした。これで概ね3杯がゴール付近で競り合う形となった。
Jr8+は、蛇行が酷いため、艇速の割りになかなか進まず、ゴール付近で対校に挿されるパターンだったが、ラスト1本は良く頑張りV8+に抜かれなかった。V4+は前述の通り、目標艇速に達せず、少々不甲斐ない結果となった。
5本艇速から無風換算の平均艇速及びその効率は以下の通りで、少々波のある荒れた水面ながら、V8+とJr8+は目標艇速・効率を達成できた。

  1. V8+ 1'38"2/500m SR32.1, η103.1%
  2. V4+ 1'54"0/500m SR28.7, η91.4%
  3. Jr8+ 1'45"7/500m SR28, η93.7%

上記の通り、良い練習が出来たので、今後、他校との並漕練習が組めない場合は、今回の様に部内で並漕形式を行おうと思う。

以下、早朝の乗艇風景:
2400m x 5の1発目。最後尾から対校エイトが追い上げる。6:18頃、丁度日の出。
 2本目。逆風。水面はかなりチャプチャプしていた。
 2本目の後半。3杯が並ぶ。
 3本目。対校エイトはフォアの1分15秒ハンデで遅れてスタート。
 5本目の後半。この回はジュニアエイトが逃げ切り。
 メニューを終え7:45頃、早大など他大が岸蹴りしていた。