2月の試験期を過ぎ、寒さが少しずつ和らぎ始める頃からジュニアエイトを編成して東商戦に向けたフル合宿をスタートした。3月に入ると、成蹊、東北、慶応と、他大エイトに並漕を申込み、毎週末、荒川で合同練習を行った。冬場にフィニッシュまでブレード一枚加速する様に押し切ることを徹底して取り組んできた成果が出て、これらの並漕に全勝することが出来た。この頃からジュニア選手のモチベーションが上がり、艇速もグングン向上した。一方、この時期、浅尾や関口が故障して、エイトが組めない危機もあったが、ここでもS谷が代漕としてジュニアを支えてくれた。3月末にはお花見レガッタに出漕し、C-Finalで5位とまずまずの順位を確保し、“今年の東商戦は行けるぞ”という雰囲気ができた。
