Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

水温上昇と抵抗低減:

水温が上がると水の粘性が小さくなり(要するにサラサラになる)、船体の粘性抵抗が減る。=艇速が改善する。おやじの試算では、水温が5度上昇すると、艇速(タイム)が0.7%改善する。
また、船底に装着したSpeedCoachのインペラーも、同様の原理で船体周りの流体境界層が薄くなる分、インペラーがより良く回る様になる。
従い、水温(水質)の変化に応じて、SpeedCoachのCAL値を頻繁に見直す必要がある。おやじの経験から言うと、水温・水質が変化する春先や晩秋の時期は週に一度はCAL値の検証・見直しが必要。昨夜は、おやじの1X自艇でCAL値を見直したが先週の0.955に対し、昨夜は0.949となった。
おやじの指導する東大ジュニアエイトは、主に荒川でトレーニングするので、SpeedCoachを使って艇速をチェックしている。この為、SpeedCoachのCAL値を良く管理しないと、間違ったモノサシで艇速や距離を測ってしまうことになる。