Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

Final-C組み合わせと昨日の反省

今日のFinal-C組み合わせと予選のタイム(予選はほぼ無風):

  1. 江戸川RC(佐藤):1'58"60/4'00"84
  2. 千葉大学(平田):1'58"46/3'58"96
  3. 茨城大学(片岡):1'58"66/3'57"55
  4. 茨城大学(関川):1'58"11/3'58"52
  5. 江戸川RC(石鍋):2'01"75/3'58"99
  6. 淡青会RC(氏家):1'57"74/4'01"46

以上の通り、予選のタイムを見ると、トップからビリのおやじまで4秒の中に6名がおり、ほぼ横一線の組み合わせとなっている。
おやじは、3月にあまり乗艇出来なかった事もあり、予選ではスタートは良かったものの、中盤で乳酸の溜まった状態の苦しさに負けてペースを落としてしまった失策あり。今日は、苦しさに負けず、後半で一枚上げを入れて全力を出し切る事を狙う事にした。1Xのレースでは、序盤に無理しすぎると、体力ばかりでなく、精神的にも疲労感が出てしまい、後半のペースダウンを誘発する。特に、中年おやじ(来週には51歳になる)の場合、週に3回程度しかトレーニングしないので、1000mレースなどというハイペース中距離漕(ボートではスプリント漕の部類)は、日々の生活ではあり得ない状況であり、直ぐに精神(脳味噌)が拒否反応を示す。それを補うのが、日頃の乗艇トレーニングである。しかし、この3月は花粉症に加え、東日本大震災の影響でまる3週間乗艇出来なかったので、昨日のレース結果に繋がった。しかし、ここでスンナリ諦めてはベテランスカラーの名折れである。
過去にも似たようなレースがあった。H18年の全日本社会人選手権40歳以上1Xの予選レース。この時には体調万全で優勝する気満々で望んだ。予選は、どんなレース運びでも、絶対に勝つと慢心し、最初から飛ばしまくり、ペースを考えずに2位以下に水をあけるまで力漕して500mまで漕いだところ、力みがあったのか、2位に水を空ける事が出来ず、逆に後半ペースダウンして抜かれ、予選で2着になってしまった。敗復で勝ち上がり、決勝に進んだ。決勝では1000mの距離で全力を出すため、前半は自分の漕ぎ・ペース作りに専念し、ハーフの500mを過ぎてからレートを上げつつペースアップする作戦に出た。結果、750mまで全く横を見ずに自分の漕ぎに集中。750mでチラリと横を見ると、おやじが1艇身出ていた。残り250mで猛然とスパートし、逃げきり・引き離しに成功。見事、優勝することが出来た。
今日のFinal-Cでは、上記の戦術で行くことにした。