Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

エルゴ大会の様子:

スタート時刻は15時30分と遅めなので、自宅を10時に出発。戸田の艇庫には12時頃に到着。艇庫に向かう途中でコンビニで買ったおにぎりを2個食べた。12時過ぎにLBRCメンバーのトライアルがあるので応援に出向いた。ついでに2Fのウォームアップ用エルゴの様子を見たが、5台しかなく、会場でのウォームアップは殆ど出来ない事を確認。何事も事前の情報収集が大事だ。
一端艇庫に戻り、ローイングスーツに着替えた。13時半にもう一人のLBRCメンバーのトライアルがあるので会場へ。先ずは体重計測。80.8kgだった。昨年は82.4kgもあったが、今年は1ヶ月ほど前から結構練習したので、正月や新年会があったが普段の体重並(81kg)だった。
12時から13時半までの間にLBRCメンバー3名がトライアルしたが、3名とも事前に自己申告した目標タイムに遠く届かなかった。見たところ、エルゴ大会に向けて事前の準備が不十分だった事が一番の原因。しかし、現時点での自分自身の力量を過信し、挑戦目標(願望)の様なタイム(Q毎のペース配分)を目標値に設定してしまった事が敗因の模様。3名中2名は2Qに入る前に目標ペースが守れなくなり、2Qに入る頃には「今日はダメだ」的な感じで心が折れてしまい、後はズルズルと低空飛行のペース。折角、エルゴ大会に出たのに、これでは「今日はダメだった」という想いばかりが残ってしまう。
おやじの考えを押しつける訳ではないが、目標設定は2本立てとすべきだと想う。

  1. 一つは、今日のトライアルで達成できれば、勝利の美酒を堪能できる様な「挑戦目標」的なタイムとペース配分。
  2. そしてもう一つは、どんな事をしても(どんなに調子が悪くても)、今日は絶対にこのタイムは達成するぞ!という「必達目標」的なタイムとペース配分。

一応、必達目標を達成すれば、所定の満足感は得られる訳である。おやじはエルゴ大会に望む時には、必ず2本立ての目標タイムとQ毎ペース配分を応援して頂く方に渡している。だから、エルゴ大会で残念な想いをした事は殆ど無い。(H20年度の大会だけは諸事情で10時前にトライアルして、ベストが出せなかった事があるが。。。 でも優勝だったが。。。)
さて、14時前に艇庫へ戻り、本番に向けたウォームアップ開始。普段の練習時から定番になっている4kmのウォームアップ。この中にレースペース3本+10本を4回入れているが、内、1回はMAXペースで漕いだ。1'27"/500m, SR43が出て、今日は上々の調子である事を確認。自分自身を鼓舞する上で、こういう事が大事である。
まだスタート時刻まで1時間程度あるので、ストレッチをしたり、ペース配分のメモを纏めたりして時間を潰した。
45分前になったので会場へ行き、2Fでやっている女子のトライアルの様子を見たり、アップ用エルゴでレースペース(SR31, 1'41"/500m)を確認したりして1.5km程漕いだ。
そろそろ自分のスタート15分前になり、1Fへ降りた。前の組のトライアルが終了したので自分のマシンでDrag Factor調整のために漕ぎ始めたところ、フライホイールのバランスが悪いのか、或いは床が凸凹しているのか、マシンが左右に振動していた。たまたま隣のトライアル者が棄権してマシンが空いていたので隣のマシンでトライアルする事を係員に申し出て受理された。こちらのマシンもチェーン・ギアの整備が今一だったが、この程度なら許容範囲と判断した。
さて、本番スタート。調子が良いので1Qは序盤150mを積極的に飛ばした。250m付近でコンスタント目標ペースの1'41"/500m, SR30で概ね安定。2Qに入ると1'41"〜42"を行ったり来たり。3Qに入ると少しペースが落ち初めて1'42"前後。1Qの貯金があるので、Project Timeは3Qの終了時点で6'44"〜45"。これはもう自己ベスト更新ならびに日本記録更新の安全圏。ラストQは、いつもなら少しペースアップ出来るところだが、1Qでのハイペースの反動か、はたまた、目標タイムの安全圏に入った安心感からか、いつもの様なペースアップには到らず、3Q並のラップのままゴール。でもタイムは6'44"9で挑戦目標の6'45"も切る事が出来て大満足!
ゴールと同時に大人げなく、「ヴォー!」と雄叫びを挙げた。