日ボの委員になって丸2年。今年は3年目に入る。
日本ボートの競技力は、U23世界大会でLM4-や、LW1Xで銀メダルを獲得するなど、若い世代はここ2年ほど良い成績を残している。一方でシニアチームについては、昨年の世界選手権の戦績を見るに五輪出場確実には、もうひと頑張りしなければならない位置にいる。
世界選手権や五輪で毎回の様にメダルを獲得しているボート強国の中には、デンマーク、ギリシャなど、実は国内のボート人口が1000人以下の国も多い様だ。 そういう意味では日本のボート人口は減ったとは言え、老若男女合わせて数万人単位のボート競技者・愛好家がいる訳で、日本のボートは決してマイナーではない。
要はトップレベルの競技力を向上させるためのシステム・マネージメントの問題で、世界選手権や五輪でメダルが獲得できるレベルにまで達していないのだと思う。 ボートは道具を使うスポーツであり、道具の扱いが上手く、賢い日本人向きのスポーツだと思う。
何が出来るか分からないが、自分自身も日ボのメンバーとして日本ボートの競技力向上のために協力してゆこうと思う。
以上
