荒川では、我々が自由にボートを漕ぐ事ができるのと同様に、釣りも自由に行うことが出来る。戸田コースについては釣りが禁止されているので、我々は釣り人に対し、厳しく対応できるが、荒川ではこれは通用しない。釣り人は、荒川を利用する我々と同じ川好きの仲間と認識する必要がある。(流石に、岸蹴り場で我々が出艇・着岸をする際に釣り糸を垂れられると困るが。。。)
従い、彼らが釣り糸を垂れているところでは、極力釣り糸に触れぬように糸を避けて通る様にする必要がある。もし、糸が見えずに釣り糸をオールや船体に引っ掛けてしまった場合には、釣り道具を痛めないように丁寧に糸を外す様にする。万一、こちらの過失で釣り糸を引っ掛け、糸を切ったり釣り竿などの道具を壊してしまったりした場合には、損害を賠償する必要がある。ボートチームや個人がスポーツ保険や障害保険に入っていれば、上記のようなスポーツ中の事故で賠償責任が発生した場合には、保険適用の対象となる。
釣り人が釣り糸を垂れる場所は、概ね決まったところ(*)なので、そういうところを通る際には、岸から離れ、糸が絡まないところを漕ぐようにする。
(*)釣り人が常時いる場所: