Ｍ４−：

敗者復活戦は2組あり、2着以内に入れば明日の準決勝に駒を進めることができる。昨日の予選のタイムの結果を見るに、この敗復ではＴ大の予選タイムが最も良いので安心して見る事が出来ると思った。しかるに、レースが始まってみると、両隣のＨ大とＫ大が必死の思いでスタートから飛び出し、Ｔ大クルーは500ｍで１艇身おいて行かれる展開。フォアで１艇身離されると、かなりの艇差。先行する２クルーから背中を見られる不利な展開。プレッシャーの掛かる準決勝や決勝では、序盤に飛び出し、レースを有利に進めるのがボートの常套手段。これを相手にやられてしまった。どうやら、かなりの油断があった模様。ラストＱで猛烈に追い上げるも、ロングスパートのダメージもあり、ラスト100ｍのスパートには切れがなく、結局コンマ数秒の僅差で3位となり、敗復落ちとなった。うーん、残念。でも本人達には、プレッシャーの掛かったボートレースで、消極的なスタートでは勝てないという良い勉強になったと思う。