新人コーチと新人トレーナーがリギングの話をしてほしいというので、新人トレーナーを対象としてリギング講習会を行った。関連資料として以下の資料を事前に配布し、勉強してきて貰った。
- 新人のためのリギングに関するメモ（H18年に作成した資料）
- Oarsportのリギング数値（2006-5-23ログのコピー）
- スカル；ワークハイト左右差(2009-4-2ログのコピー）
- Crew JAPAN コーチセミナーレポート（2010-3-7ログのコピー）
トレーナーは昨年まで選手としてボートを漕いでいた者が殆どであり、リギングの基本的な事は、ほぼ頭に入っている。今日は新人のスカル乗艇でのリギング留意点に的を絞って話を実施した。特に左右ワークハイト差やスカルのオーバーラップなど、新人が漕ぎやすい設定にする様にアドバイスした。リギングの話は1時間程度で終わったので、残りの1時間を使って日ボのコーチセミナーのレポートに沿ってコーチングの基礎情報を紹介した。
また、新人の初期導入トレーニングで利用するエルゴメーターの漕ぎ方に関して、実際にエルゴを漕いで貰い、正しいフォームで漕げる様に一人一人の漕ぎの癖をチェック。矯正すべき点についてアドバイスした。
東大の新人はボート初心者が殆どであり、トレーナーの漕ぎ方が新人のお手本となり、新人はその漕ぎを真似ようとする。即ち、トレーナーが変な漕ぎをすると、その変な漕ぎが新人に遺伝してしまうので注意が必要。
今年は新人を沢山獲得し、トレーナーが良い指導をすることを期待したい。
以上
