今日は春分の日の振り替え休日。土日と、春を告げる嵐が日本列島を縦断した。今日は突風も治まり、ボートを漕げそうなので、予定通り戸田へ。
10時過ぎに戸田コースに着くと、月曜日ながらコース上はかなり混雑していた。大学生クルーはそれほど多くなかった様だが、高校生と社会人クルー、そしてマスターズクルーが沢山出ていた。（かく言うおやじ本人も立派なマスターズクルーだ。。。）
右上の写真は国立艇庫の内部。艇庫内改装工事で暫く艇庫内の荷物を仮設艇庫に入れてあったが、漸く改装工事が終わり、ボートを艇庫に戻したところ。床がリノリウム舗装してあり、天井や骨組みなどが白く塗装され、内部が明るくなって良い感じだ。北寄りの２棟は日ボのJapanチーム用になっている模様。こちらはトレーニングルームもあるとの事。完成したら、一度見せて貰おう。
さて、今日のメインメニューは1000ｍＴＴ。お花見レガッタ前に一度1000ｍトライアルをやっておこうというもの。（実は4月の頭に海外出張が入りそうな情勢だが、仕事は相手の都合もあり、予定通りにならないこと多々あり。プライベートの予定は自分でどうにでもなるので、レースに向けた準備は予定通り行おうと思う。）
ウォームアップは4.5ｋｍ実施。最近、レースペーストレーニングをする時には、１Ｘでも技術練習を入れている。今日は腕漕ぎから始めてフィニッシュワークの技術練習を最初に入れた。フィニッシュで両肘を横に開き、手元をタップダウン＆ハンズアウェーしやすい姿勢をトライ。セオリー通りにやれば、クリーンなブレードワークが出来ることを体感した。スタート地点で折り返してからはパドル10本のアップ。その日の最初のパドル10本はなかなかレートが上がらない。どうやら歳を取ると、神経系が直ぐには臨戦態勢にならず、Ｗ．Ｕｐするのに手間がかかる模様。2発目の10本では、1本目より楽にレートが上がる。次は静止スタート練習。今日は斜め横風と水面チャプチャプ状態で、静止スタートが少々やり難かった。でも本番でもこういうコンディションになることもあるので、そういう意味ではこの悪いコンディションも良い練習条件である。（最近、１Ｘに関してラフコンに対して余り神経質にならなくなってきた、どうやら良い意味での鈍感力がついて来た模様）
１Ｘ艇ではスタート1本目は、ハンドルをソフトにグリップし、スリーブ背面とクラッチがピッタリ噛み合うまでは様子をみる様にじわりと押し、クラッチがスリーブを確りホールドしたところでフルプレッシャーで押す事がポイントの様だ。（一流スカラーは一体どうしているんだろう？スイープの大艇ではこんな細かい事は気にせずガンガン漕げるんだが。。。）2本目以降は、上記の様は事は気にせず、ＡＴＰ−ＣＰ系のフルパワーでガンガン漕いでゆく。
今日の１０００ｍＴＴは、500ｍ地点から1500ｍまでの1000ｍを順風で実施。水面が少しチャプチャプしているので、ブレードで叩かぬ様に、上体をリラックスさせて漕ぐことにフォーカスした。序盤250ｍまでは良い感じで走ったが、250ｍ過ぎ辺りから心拍数が上がり、息が上がり苦しい漕ぎになってきた。普段、高負荷・高心拍数の運動をする機会の少ない中年おやじにとっては、正しく非日常的状態である。でも1000ｍレースはこれが当たり前。中盤の苦しい所でスピードコーチの表示を見ると、2'01"/500m。折角の順風であり、何とか4分を切りたいところ。これ以上ペースが落ちぬ様に上体をリラックスしつつ、レート維持に努めた。ラスト300ｍに入ってからは、徐々にペースアップ。苦しくても頑張れば艇速が上がるところが未だ中盤で追い込みきれていない証拠。ラスト200ｍからはスパートを入れつつゴールイン。ゴール後は酸欠で30秒ほど体が動かない状態。今年最初の1000ｍとしてはマズマズ良く頑張れたか？と自分自身を慰労。。。
スピードコーチのメモリーに記録された艇速は以下の通り。（スタート時にリセットしなかったので900ｍ分の記録しか残っていない）
- 1'48"2, SR34
- 1'55"2, SR31
- 1'58"4, SR30.5
- 2'01"3. SR30.5
- 2'02"2, SR0
- 2'00"3, SR30.5
- 2'00"0, SR31
- 1'59"9, SR31.5
- 1'57"0, SR33.5
平均ペース：1'58"06/500m, 1000m換算：3'56"1。 1000ｍＴＴ後に1500ｍ往復を使ってSpeedCoachのＣＡＬ値検証を実施。0.955でピッタリ距離が整合。
ＴＴ後は2000ｍコースをＳＲ１８のＬＳＤでユッタリコースを3周。12時辺りの昼飯時からは、コースで漕ぐクルーはメッキリ減り、マスターズクルーのみ。風も治まり、曳き波のないコースを気持ちよく漕げた。
以上
