Oyajisculler's blog

(おやじスカラー戸田便り)

午後はレク艇を使って初級者講習会その2;

先々週のレク艇乗艇では、職場の部長がこれなかったので、今日は部長のたっての希望で初級者講習会その2を実施。
まず乗艇前にレク艇のリギング調整を実施。前回の乗艇では、左右のワークハイト差を25mmに設定して漕いだが、後で皆さん(初心者)に聞くと、両手をクロスオーバーする際に手が当たって痛かったという事だった。おやじの計算ではハイト差25mmの場合は下の手を少し手前に引いて漕ぐ必要があるが、初心者ではそのような高等テクニックを出来る筈もない。そこで今日はハイト差を5mm増やして30mmにセットしてみた。

艇を見るとBowとSternの仮設カンバスが取り付けてあった。ラフコンで漕ぐ際にこのカンバスが役に立つはず。


まずはエルゴでローイング運動の基本についてレクチャー。大昔、高校生の頃にフィックスを漕いでいたというだけの事はあり、概ねスムーズにエルゴを漕げていた。

さて、出艇。今日は午後から雨が降りだす生憎の天気。でも気温は高めなので問題なし。漕ぎだしてしまえばカンカン照りの暑い天候より、こういう天気の方が良い。
先ず初回乗艇の整調を漕ぐ部長から1人漕ぎをして頂いた。やはりフィックスで漕いだ経験があるためか、先週、初めて漕いだ人間よりずっと上手かった。だいたい漕げることが分かったので直ぐに両舷でのノーワークローイングをトライ。ゆっくりしたペースだが、概ねスイスイと進んだ。2番、3番の2名は前回より随分上達していた。
2000mコースを1周したところでCOXと整調を交代。Bowを漕ぐおやじ以外は前回に続き、2度目の乗艇。大分漕ぎに慣れてきたようなので、「水中強く10本」を何度か入れてみた。ビギナーなのでヨチヨチ歩きの状態ではあるが、ときどき艇がスーッと進む瞬間があり、皆さん気持ちよく乗艇を楽しんでいた模様。
揚艇後に艇庫の管理人さんから、「皆さん本当に今日が2度目の乗艇ですか?スイスイと気持ちよさそうに漕いでいましたよ」とのこと。お世辞半分としても嬉しい限り。レク艇が、ビギナーの導入トレーニング艇として有効に機能することを確認できた。
今回参加した皆さん、また、近いうちに漕ぎたいとのこと。やはりボートは楽しく気持ちの良いスポーツだ。
以上